
鳥羽国際ホテルのチーズケーキ、ジャパンフードセレクションでグランプリに
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鳥羽国際ホテル(鳥羽市鳥羽)で作るチーズケーキが3月18日、第85回「ジャパンフードセレクション」の食品・飲料部門で最高位のグランプリ賞に選ばれた。
日本フードアナリスト協会(千代田区)が主催するジャパンフードセレクションは、2万3000人のフードアナリストによる日本初の食品・食材の審査認定制度。書類審査、アンケート調査、1次審査、2次審査、最終審査、本審査の6段階の審査を経て賞を決める。グランプリ賞は90点以上の得点を取った製品に授与される。
同ホテルのチーズケーキは1964(昭和39)年の開業後、メインダイニング「シーホース」のフランス料理のデザートとして提供してきたものをテイクアウト用に改良し、現在まで販売を続けるスイーツ。しっとりとした舌触りとまろやかなベイクドタイプで、「濃厚な味わいが口の中で余韻として長く続くのが特長」だという。
受賞理由について、同協会は、「日本のチーズケーキ文化がまだ広まり始めた1964年に誕生し半世紀以上にわたり愛され続けている」こと、「鳥羽国際ホテルブランドの伝統と誇りが体現され、素材や製法、木箱や三重の伝統工芸・伊勢型紙を取り入れた化粧箱のパッケージなど細部へのこだわりが感じられる」こと、「クリームチーズのコクとシナモンのアクセントが絶妙なバランスを生み出し甘さ控えめで上品な仕上がりである」こと、「カット販売もしていて消費者ニーズにも柔軟に対応しSDGsへの取り組みにも積極的なこと」などを挙げる。
同ホテル広報担当の濱岡佐代美さんは「今回受賞したチーズケーキは半世紀以上、変わらぬ製法を守り続ける鳥羽国際ホテル伝統の味で、長きにわたり愛され続けているスイーツの一つ。ホテルブランドを維持するため、焼き上がってからも、目視でイメージを損なうケーキを見つけた場合は、新たなスイーツに変身させるなど、こだわっている商品。この機会に自慢のチーズケーキをご賞味いただければ」と呼びかける。
4月1日~6月15日、グランプリ受賞記念キャンペーンを行う。受賞対象ケーキの「チーズケーキ(プレーン)」(通常価格4,320円を3,888円に)、「ブルーベリー」「アップル」「伊勢茶」「コーヒー」(同4,428円を 3,985円に)を送料無料で販売する。