上田桃子選手、アルバトロス達成に「真珠」パワー影響か

優勝カップにキスをする上田桃子選手。耳には真珠のピアスが輝いている。

優勝カップにキスをする上田桃子選手。耳には真珠のピアスが輝いている。

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 上田桃子選手がアルバトロスを達成し優勝を飾った日米両ツアーを兼ねた女子ゴルフトーナメント「ミズノクラシック伊勢志摩」で、全選手に真珠の耳飾りがプレゼントされ、その真珠を着けてラウンドした選手の3日間のスコア合計が20アンダーと好成績であったことがわかった。

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 11月2日~4日に近鉄賢島カンツリークラブ(志摩市阿児町鵜方、TEL 0599-43-1082)で開催された同大会は、上田選手が昨年の雪辱を果たし優勝し、7番ホールでアルバトロス(ダブルイーグル)を達成する「おまけ」も加わり、翌日の新聞やテレビで話題になり全国的にも注目された。

 10月31日に開催された選手歓迎レセプションで、「真円真珠発明100周年記念実行委員会」が真珠をPRするために、大会期間中参加選手に真珠を着けてプレーしてもらおうと企画したもので、全選手78人に対して直径7ミリの日本産のアコヤ真珠(5万円相当)のピアスまたはイヤリングをプレゼントした。最終日決勝ラウンドで上田選手の耳を飾っていた真珠のピアスは、同実行委員会からプレゼントされたもの。

 同実行委員会の確認によると、同大会期間中に真珠の耳飾りをつけてプレーした選手は17人、延べラウンド数22。そのデータを元に本紙が調査したところ、そのラウンド数に対しての合計スコアが20アンダーとなった。選手全員の3日間のスコア合計が51オーバーであることから、真珠のピアスまたはイヤリングを着けてプレーした選手のスコアが、偶然ではあるが好成績であったことがうかがえる。

 最終日の朝に着けることを決心した上田選手のその日のスコアは6アンダー、2日目の本紙インタビューで最終日に着けることを約束してくれた諸見里しのぶ選手と高橋美保子選手は5アンダー。諸見里選手は2日目9位タイから単独4位に健闘。そのほか最終日に着けていたソフィーグスタフソン(スウェーデン)選手は4アンダー、佐伯三貴選手は3アンダーで最終成績を3アンダーの19位に入り、最終日で一気に上位に食い込んだ。いつか着けると約束してくれた横峯さくら選手は最終日に着け、1アンダーでホールアウト、最終成績2アンダー24位だった。

 同実行委員会の中村哲也さんは「真珠を着けてプレーしてくれた選手が好成績になったことは偶然ではあるが非常にうれしい。しかも優勝した上田選手が着けていてくれたことは真珠をPRする上でも最高にラッキーなこと。来年も真珠をプレゼントできれば」と話す。「何より、真珠を着けた選手を見ると自然と応援している。『頼む入ってくれ』と何度神頼みをしたことか(笑)」(中村さん)とも。

最終日の朝に悩んだ結果真珠を着けて優勝の上田選手(伊勢志摩経済新聞)木村敏美選手と金美賢選手がピアスを着けてプレー(伊勢志摩経済新聞)参加選手全員に真珠の耳飾りをプレゼント(伊勢志摩経済新聞)ミズノクラシック

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