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志摩の水産女子高生の「解体ショー」 同級生が実習で釣った巨大カツオ

志摩の水産女子高生の「解体ショー」 同級生が実習で釣った巨大カツオ

志摩の水産女子高生の「解体ショー」 同級生が実習で釣った巨大カツオ

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 三重県立水産高校(志摩市志摩町)の女子高生が2月10日、イオンモール明和店(多気郡明和町)内の鮮魚コーナーでカツオの解体ショーを行った。

【その他の画像】女子高生によるカツオの解体ショー

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 同校の商品開発プロジェクト「チーム ボニータ」によるカツオの解体ショーと新商品開発に関わる試食会・販売会は同校と同店による合同イベント。カツオの解体ショーは11時、13時、15時の3回行われ、水産資源科2年と1年の女子高生が同店鮮魚コーナーの調理場で大勢の客の目の前で包丁を握った。

 カツオは11月15日から約40日間、海洋・機関科2年の生徒らが実習船「しろちどり」(全長約62メートル、499トン)での航海実習で一本釣り漁法で釣り上げた7キロ以上の大きなカツオ。

 カツオは刺し身に切り分け、その場にいた客に試食用に振る舞われた。試食した女性客は「しょうゆを付けなくても新鮮でとてもおいしい。カツオの生ハムもとてもおいしかった」と感想を述べた。学校での実習では何度もカツオをさばいているという女子高生は「人前でさばくのは初めてで緊張した。途中で手袋が破れてしまった…」と笑顔で話す。

 「チーム ボニータ」は地元・志摩市を元気にと活動。同店の食品催事場では、昨年9月に東京で行われた伊藤忠食品(大阪市中央区)主催の商業高校フードグランプリ2018」で2位に相当する特別審査員賞を受賞した「カツオのハム」や昨年7月に販売開始した「マルミタコ」を試食販売した。

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