志摩スペイン村(志摩市磯部町、TEL 0599-57-3333)が学生向けに作ったホームページがツイッター上で2月13日、「その客足の少なさから、とうとう自虐ネタに走った」とつぶやかれ、話題になっている。
今年4月に25周年を迎え、さまざまなアニバーサリー企画「25th アニバーサリー」を展開する同園。三重県民にはパスポート料金を約25%割引き(三重県在住の証明書提示)、年間パスポートも2月9日~4月22日の購入者に25%割引きで提供する。
学生向けページは1月7日から公開している「学生 スキ(好き!!空き!?)放題パーク!」。2月9日~3月31日の期間限定で、学生を対象に通常料金1人5,300円のパスポート料金を2,500円で販売する「学割満喫パスポート」のプロモーション用に作ったもの。
「並ばないから乗り放題」(待ち時間ほぼゼロ!全28機種のアトラクションを好きな時間に好きなだけ乗り回せる!)、「空いてるから映え放題」(インスタ映えするスポットがたくさん!人が少ないから人の映り込みナシ!Photo & movie 撮り放題!)、「ライバルが少ないから目立ち放題」(スペイン人ダンサーに混ざって踊れたり、気合次第でショーの主役にもなれちゃう!恥ずかしい?皆で挑めば忘れられない思い出に!)、「距離も近いから仲良し放題」(キャラともスペイン人ともお近づきになり放題、3回会ったらもうマイメンレベルなんてw、どこぞの施設ではありえない2shotも撮り放題!、以上原文ママ)と紹介する内容が「自虐ネタ」と映ったようだ。
SNSでは「自虐」を指摘するツイートを受け、「VIP感が味わえる」「待ち時間なしでパレードもショーも素敵だった」「ジェットコースター乗りまくった」「超楽しいのに…」などと、行ったことのあるファンから応援とも取れるコメントが寄せられている。
広報担当の柴原励治さんは「『自虐』的に意図したわけではなく、『コスパがいいパーク』『何度もアトラクションに乗れた』『キャラクター独り占めできた』などと楽しいツイートがあったので、『学割満喫パスポート』の価格訴求ではなく体験価値を訴求しようとその声を反映したページを作っただけ」と説明。「なのに、こんなに話題になるとは…(苦笑)。ただ、志摩スペイン村愛にあふれるツイートが多く、感謝している。今年は25周年なので、ぜひとも遊びに来ていただければ」と話題に驚きつつ、来園を呼び掛ける。
2月中の営業時間は9時30分~17時。通常のパスポート料金は、大人=5,300円、中人(中学・高校生)=4,300円、小人・シニア(60歳以上)=3,500円。2月中の営業時間は9時30分~17時。