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三重のローカル季刊誌「NAGI」春号 特集は「町の本屋、なくしてええの?」

三重のローカル季刊誌「NAGI」春号 特集は「町の本屋、なくしてええの?」

三重のローカル季刊誌「NAGI」春号 特集は「町の本屋、なくしてええの?」

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 三重の出版社「月兎舎(げっとしゃ)」(伊勢市馬瀬町)が3月1日、ローカル季刊誌「NAGI(凪・なぎ)」春号を刊行する。

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 季節ごとに年4回発刊している同誌。通算76号目となる今号では、「町の本屋、なくしてええの?」と題し、地域から消えゆく書店を特集する。

 特集では、「オーナーの趣味や提案が感じられる新刊書店」「大人が行っても楽しめる、子どもの本専門店」「古書店」の3つのカテゴリーに分け、県内の書店を紹介する。広域伊勢志摩圏内からは伊勢市内の「散策舎」(本町)、「みやがわ書店」(小俣町)、「古本屋ぽらん」(河崎)をピックアップ。「どうしたら町の本屋さんを残せるか」と題した座談会の様子も同誌に収録。同誌発行人の吉川和之さんや編集人の坂美幸さんも中に入ってアイデアを出し合った。

 坂さんは「地域からどんどん書店が消えゆく中、ほかとは異なる書棚づくりで本好きたちのニーズに応える新刊書店・古書店の存在を知ってもらおうと企画した。本に込めた思いが誰かに届くことを願っている」と話す。

 価格は700円。県内の書店や道の駅などで販売する。

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