伊勢市出身の4輪レーサー三宅淳詞(あつし)選手(#5)が11月2日・3日、ツインリンクもてぎロードコース(1周4.801379キロ)(栃木県芳賀郡茂木町)で行われた「2019FIA-F4選手権」第13・14戦に出場し両レースで17ポイントを獲得し、年間ランキング2位となった。
三宅選手は、今シーズンからチーム「HONDAフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト」(HFDP/SRS/コチラレーシング)に所属、世界自動車連盟(FIA)が4輪レースの世界最高峰「F1」のミドルフォーミュラカテゴリーとして創設した「F4」にフル参戦。
三宅選手は、2日にあった午前の予選レースで1分57秒724、1分57秒751のタイムで35台中、第13戦を4位、第14戦を2位。同日午後からの第13戦決勝レース(13周)を30分51秒880で9位、3日の第14戦決勝レース(同)を30分29秒290で3位でフィニッシュ。
三宅選手は「第13戦はスタートでミスをして、5コーナーの場所取りでほかの車両に追い出されてしまいコースアウトし、かなり順位を落としてしまった。もったいないレースだった。第14戦ではスタートはうまくいったが、チームメイトの佐藤蓮選手(#7)と、川合孝汰(#63、DENSO ルボーセ IPG F4)選手に前に行かれ、その後は防戦一方のレースになってしまった」と悔しがる。
「今シーズンは運良く1勝しただけだったが、富士以外は表彰台に上がれているので、総合的にみると悪くないのかと…。もし来年もチャンスが得られるなら、苦手な富士を克服し、もっと優勝できるように努力したい」と意欲を見せる。
年間ランキング、1位はシリーズ8連勝トータル11勝の佐藤蓮選手(311ポイント)が圧勝。2位は三宅淳詞選手(147ポイント)、3位は川合孝汰選手(131ポイント)。