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伊勢上空をヘリ11機の編隊飛行 陸自・航空学校で初訓練、OH-1も4年ぶり

伊勢上空をヘリ11機の編隊飛行 陸自・航空学校で初訓練、OH-1も4年ぶり
(撮影=岩咲滋雨)

伊勢上空をヘリ11機の編隊飛行 陸自・航空学校で初訓練、OH-1も4年ぶり (撮影=岩咲滋雨)

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 陸上自衛隊航空学校・明野駐屯地(伊勢市小俣町)で1月9日、新年の初訓練となるヘリコプター11機による年頭編隊飛行が行われた。

【その他の画像】航空学校所属のOH-1(ニンジャ)も年頭編隊飛行に

 年頭編隊飛行は、編隊飛行能力の向上を図るとともに、航空安全確保の決意を新たにするため毎年行われている。航空学校所属の教官や隊員ら約400人が同駐屯地のエプロンに整列し、訓練開始式に臨んだ。

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 航空学校長兼駐屯地司令・服部正陸将補は「中東地域において、昨日からのイランによる在イラク米軍基地へのミサイル攻撃、本日の米国大使館へのロケット攻撃がなされ米国とイランの間の緊張が極度に高まっている。我が国周辺においても北朝鮮が新型戦略兵器の試験を近々実施するという報道、南西諸島域における中国による領域侵犯など、安全保障環境は極めて厳しい状況にある。このような中、陸上自衛隊の活動は、中国からも注視されており、即応機動しつつ精強性を誇示することにより我が国防衛の抑止に大きく寄与していることを自覚してもらいたい。航空学校は全国の航空科部隊の模範であり、先駆けてリードする役割を有する。我々こそがヘリコプターの運用および各特技技術においてベストオブベストでなければならない。今年一年の航空安全と諸官の飛躍を祈念し訓示とする」と隊員に向け訓示を垂れた。

 その後、航空学校第2教育部長で年頭編隊飛行の編隊群長を務める伊藤憲孝1等陸佐が声高らかに「心一つにワンチーム」と勝どきを上げると、それに合わせて隊員も右腕を天に突き上げた。

 編隊飛行は、第1梯隊に練習機TH-480B(エンストロム)3機、第2梯隊に多用途ヘリコプターUH-60(ブラックホーク)1機、対戦車ヘリコプターAH-1S(コブラ)1機、観測ヘリコプターOH-1(ニンジャ)1機、戦闘ヘリコプターAH-64(アパッチ)1機の計4機、第3梯隊に多用途ヘリコプターUH-1(ヒューイ)1機、AH-1(コブラ)1機、UH-60(ブラックホーク)1機、輸送ヘリコプターCH-47(チヌーク)1機の計4機、合計11機。

 駐屯地を離陸した編隊は明和町、松阪市上空を折り返し、駐屯地滑走路を約90メートルまで高度を下げ、伊勢市、鳥羽市の高度2000フィート(約600メートル)上空、飛行距離約66キロを約30分間飛んだ。

 純国産の観測ヘリコプターOH-1が編隊飛行に参加するのは2015(平成27)年以来4年ぶり。戦闘ヘリコプターAH-64も1年ぶりに伊勢の空を舞った。OH-1は2015年2月に和歌山県白浜沖で訓練中の1機がエンジントラブルにより海上に不時着、その後エンジン等に不具合が見つかり同駐屯地の飛行実験隊により飛行試験を繰り返していた。現在同駐屯地で稼働しているOH-1は航空学校所属の1機のみ。

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