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「志摩のサーフスポットに誰もいない」市と地元団体がサーフィン遊泳禁止呼び掛け

「志摩のサーフスポットに誰もいない」市と地元団体がサーフィン遊泳禁止呼び掛け

「志摩のサーフスポットに誰もいない」市と地元団体がサーフィン遊泳禁止呼び掛け

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 志摩市と日本サーフィン連盟三重支部が4月20日、新型コロナウイルス感染拡大防止のためサーフィン遊泳の禁止を呼び掛けた。

【その他の画像】志摩市のサーフスポット「市後浜」もクローズド

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 国府浜(こうのはま)、市後浜(いちごはま)、南張(なんばり)海岸、ジャンなど数多くのサーフィンスポットがあることで知られる志摩市。中でも国府浜は、1981(昭和56)年、2009(平成21)年、2012(平成24)年、2018(平成30)年の計4回「全日本サーフィン選手権大会」が開かれた場所で、関西エリアのサーファーに人気が高い。

 市と同支部は、緊急事態宣言が全国拡大されたことを受け、新型コロナウイルス感染者が全国で増加している状況、これ以上感染者を増加させないために緊急事態宣言が解除されるまでの間、サーフィン遊泳の禁止を要請した。

 支部長の下田泰成さんは「志摩には県外から多くのサーファーが訪れるので、新型コロナウイルス感染拡大を心配してゴールデンウイーク中はサーフィンを控えてもらうよう呼び掛けようと思っていたところ、緊急事態宣言が全国に拡大された。そこで駐車場組合の人たちとも話し合い、駐車場の営業自粛と合わせて、サーファーの皆さんにも行動自粛を呼び掛けた」と説明する。

 下田さんは「4月17日夕方にSNSなどを通じて呼び掛けたところ、一気に拡散され今週の土曜・日曜はほとんど海に入っているサーファーはいなかった。自粛要請を知らずに入っていた人も中にはいたが、直接説明して海から上がってもらった」と話す。

 「当初サーフィンは野外で行うスポーツのため感染リスクが低いとされていたが、全国的に感染者が拡大している今、不要不急の外出を制限しなければならない。地元サーファーはみんなで話し合いこの期間、サーフィンをやめているので、不慮の感染者をこれ以上出さないよう県外のサーファーにも協力してほしい」と訴える。

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