志摩スペイン村パルケエスパーニャ(志摩市磯部町、TEL 0599-57-3333)が6月5日から、営業再開した。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため3月2日から休園をしていた同パーク。関連施設の「ホテル志摩スペイン村」「ひまわりの湯」も同時期営業を休止していた。
同パークは、新型コロナウイルス感染拡大防止のための対策として、10人まで同時に体表面温度計測サーモグラフィーカメラシステムを導入。入園時に高性能サーモグラフィーセンサーにより、非接触の体温計測を行い、37.5度以上の発熱客を識別し、発熱客、体温計測を拒否する客、マスク着用(3 歳以上)していない客には入園を断るように対応。6月18日までは北海道、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県の旧特定警戒都道県在住の客に対しても入園できないことをアナウンスしている。
また一部のアトラクション、エンターテイメントおよび店舗を当面の間休止。参加型の演出が人気のパレードやショーでは客との距離を開けるなどし、ハイタッチなどのふれあいも自粛しながら演出する。そのほか、手指のアルコール消毒、行列ができないように社会的距離の確保などの協力依頼、ペット預かりサービスの休止、3密を避けるための入場制限などを取っている。
中根博文社長は「おまたせしました。約3カ月ぶりの営業再開です。お客さまが安心して楽しんでいただけるようにコロナ感染拡大防止のための対策に取り組んで皆さまをお迎えしたいと思っている。お客さまに元気になって笑顔になっていただければ。新しい生活様式で志摩スペイン村を楽しんでいただければ」と話す。
通常のパスポートは、大人=5,400円、中人(中学・高校生)=4,400円、小人・シニア(60歳以上)=3,600円。6月の営業時間は9時30分~17時。