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伊勢・二見興玉神社の夫婦岩の大しめ縄、新しく張り替えられる

伊勢・二見興玉神社の夫婦岩の大しめ縄、新しく張り替えられる

伊勢・二見興玉神社の夫婦岩の大しめ縄、新しく張り替えられる

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 二見興玉神社(伊勢市二見町)の「夫婦(めおと)岩」の大しめ縄が12月13日、氏子らによって新しく張り替えられた。

【その他の画像】大しめ縄が無い夫婦岩の姿

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 1本の長さ約35メートル、太さ約10センチ、重さ約40キロの大しめ縄5本を、夫婦岩の男岩(おいわ)と女岩(めいわ)に毎年5月5日と9月5日、12月の3回、新しく掛け替える「大注連縄張(おおしめなわはり)神事」。

 大しめ縄は、夫婦岩の沖合約700メートル先の海中に鎮座する猿田彦大神ゆかりの興玉神石(おきたましんせき)と夏至の日前後に夫婦岩の真ん中から現れる朝日・太陽(太陽神)、朝日と重なる霊峰富士山を仰ぎみる「鳥居」の役割を果たしていると言われている。

 最初に、大しめ縄と神職と氏子らがおはらいを受け、作業の安全を祈願する神事が執り行われた。この日は、風が強く、体感温度も低くかったが、氏子たちは寒さと波しぶきを受けながら大しめ縄を岩に取り付ける作業を行った。例年は参拝者と共に協力しながら大しめ縄を送る作業を行うが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から今年は見送られた。

 同神社の金子清郎宮司は「新年を迎えるにあたり、『結び』の象徴である夫婦岩の大しめ縄が新しく掛け替えられた。今は、コロナの影響で物理的な結び=ふれあいは少なくなっているが、精神的な結び=絆を大切にしながら、今を乗り越えて行きましょう」と話す。

 夫婦岩は、1918(大正7)年9月の台風によって女岩が根元から折れている。約40トンの重さの女岩を元に戻すことは当時の技術力では不可能だと言われていたが、鳥羽の「菅組」率いる菅金助らによってその3年後の1921(大正10)年8月に修復工事が行われ、同年10月に修復されている。来年は、男岩と女岩が再び大しめ縄によって結ばれてちょうど100年になる。

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