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志摩観光ホテルで「太平洋島しょ国・日本地方自治体ネットワーク会議」 6カ国11県が参加

志摩観光ホテルで「太平洋島しょ国・日本地方自治体ネットワーク会議」 6カ国11県が参加

志摩観光ホテルで「太平洋島しょ国・日本地方自治体ネットワーク会議」 6カ国11県が参加

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 第2回太平洋島しょ国・日本地方自治体ネットワーク会議が5月17日、志摩観光ホテル(志摩市阿児町)で行われた。

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 三重県を含む5県が発起人となり、太平洋島しょ国と日本の地方自治体との絆を強固にし、それぞれの地域の特色を生かした国際交流を推進しようと2018(平成30)年に始まった同会議。

 現在、ミクロネシア連邦、サモア、トンガ、マーシャル諸島、パラオ、フィジー(以上、今会議参加)、キリバス、クック諸島、ソロモン諸島、ツバル、ナウル、ニウエ、バヌアツ、パプアニューギニア、ニューカレドニア、仏領ポリネシアの16の参加国と、三重県(事務局)、静岡県、岡山県、徳島県、高知県、福岡県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県(以上、今会議参加)、北海道、福島県、兵庫県、山口県、佐賀県の14道県が参加する。高知県が事務局となり、2018年5月17日に第1回会議が東京で行われた。通常「太平洋・島サミット」の開催年に知事と各国首脳が参加して開催するが今回の会議は、コロナ禍で2度の延期と重なり、首脳に代わり駐日大使が参加して開催に至った。

 2016(平成28)年に先進国首脳会議「G7伊勢志摩サミット」が行われた同ホテル。1987(昭和62)年には日本、アメリカ、カナダ、欧州共同体の貿易担当大臣が話し合う「4極通商会議」が開かれ、伊勢志摩サミット開催後の2018年には2件の国際会議が行われてきたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響などから、同会議は4年ぶりの国際会議となった。

 今回は、新たに秋田県と大分県が参加を希望し、同会議において参加することが承認され、濵田省司高知県知事から3年間の取り組みなどの報告があった。

 一見勝之三重県知事は「今日の会議では、保健医療、環境、スポーツの3つの分野に重点を置き、人的交流などを推進していこうという話でまとまった。パラオの大使からは歴史的な建造物の修復などへの支援をいただければという話もあった。さまざまな課題がまだまだある。お互い協力して課題を解決していきたい」と話す。

 同会議の後、三重県知事主催の歓迎夕食会が開かれ、参加者は伊勢志摩特産の伊勢エビやアワビなどのフランス料理を食べながら交流を図った。

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