ブーメラン日本一を決めるジャパンカップが8月24日・25日、天地山公園多目的グラウンド(福岡県豊前市)で行われ、志摩市在住の濱口雅也さんが令和最初のチャンピオンになった。
濱口さんは、2004(平成16)年に日本ブーメラン協会(東京都千代田区)主催の大会に初出場し、2006(平成18)年、2007(平成19)年のジャパンカップで連覇。2年ごとに開催されている世界大会に2006年から7大会連続出場。2014(平成26)年オーストラリア大会では日本代表メンバーとして団体優勝に導いた。今大会の優勝は12年ぶり、51歳8カ月で史上最年長優勝。
今大会で濱口さんは、5回キャッチするまでの速さを競う「ファストキャッチ」で19.50秒、ブーメランの3要素を競う「オージーラウンド」で80ポイント、規定された変わったキャッチを競う「トリックキャッチ/ダブリング」で94ポイント、規定時間内でのキャッチ数を競う「エンデュランス」で41ポイント、4種目で1位に、いかに投げた地点の近くに戻すかを競う「アキュラシー」で87ポイント、滞空時間を競う「MTA(滞空時間)」で27.97秒で2種目で2位となり、総合で66.0スコアを獲得し単独優勝を飾った。2位の神奈川県出身・武富治樹さんは61.5スコア、3位の福岡県出身の志水雅司さんは44.5スコア。
濱口さんは「次こそは優勝と思い、競技会に参加し続けていたら、干支はひと回り、元号は平成から令和へ、年齢は30代から50代になってしまった。しかしながら過去最高年齢での優勝という結果を残せたことは素直にうれしかった」と話す。