伊勢志摩経済新聞の2019年年間PV(ページビュー)ランキング1位は、伊勢神宮内宮(ないくう)前に「平成感謝の記帳所」を設置した話題だった。
【その他の画像】11月22日、天皇陛下が即位奉告のために伊勢神宮外宮を馬車で
ランキングは今年1月1日から12月13日までに伊勢志摩経済新聞が配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1.伊勢神宮内宮前に「平成感謝の記帳所」 陛下への感謝を込めて(4/2)
2.天皇皇后両陛下、光り輝く伊勢神宮・宇治橋を御料車で渡る(4/18)
3.伊勢神宮「即位礼期日奉告祭」 天皇陛下の妹・黒田清子さん奉仕(5/11)
4.伊勢の郷土料理「伊勢うどん」専門店、世界初ミシュランガイドに(5/15)
5.伊勢のすし店「こま田」がミシュランガイドで3つ星、全国7番目(5/14)
6.伊勢志摩に「大江戸温泉物語」の新コンセプト「TAOYA(たおや)」(4/13)
7.天皇皇后両陛下、剣璽を伴い伊勢の地に 「剣璽動座」は5年ぶり(4/17)
8.伊勢神宮125社で「即位礼当日祭」 祭典中エンペラーウェザー(10/23)
9.「大嘗祭当日祭」 天皇陛下の妹・黒田清子神宮祭主がご奉仕(11/14)
10.伊勢神宮大鳥居中央から「ご来光」 両陛下内宮に親謁の儀(11/23)
1位、2位、3位、7位、8位、9位、10位にランクインした7つの記事は、平成から令和に時代が変わる際、退位される上皇上皇后(当時天皇皇后)両陛下、即位される天皇皇后両陛下(当時皇太子同妃両殿下)がそれぞれ、皇祖神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祭る伊勢神宮に「親謁(しんえつ)の儀」の祭典に臨まれた話題。あらためて伊勢神宮と皇室との関係の深さを認識した。
年間1位となった伊勢神宮内宮前に「平成感謝の記帳所」設置の記事は、上半期でも1位を獲得。平成への感謝を伝えようと、伊勢市などでつくる「御大礼奉祝委員会」が約11万5000人分の記帳を集めた。
4位と5位には5月17日発売の「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重 2019 特別版」に関する話題。伊勢うどん専門店の「山口屋」(伊勢市宮後、TEL0596-28-3856)が、ミシュランプレート店となった。国内でも評価が別れる伊勢の郷土料理「伊勢うどん」が世界に認められた瞬間だと伊勢うどん関係者一同が喜んだ。伊勢市のすし店「こま田」(伊勢市河崎、TEL 0596-28-7747)が、3つ星を獲得したニュースも注目を集めた。「こま田」は全国の3つ星すし店7番目となった。今回、東海3県での3つ星獲得店は3店(愛知県2店、岐阜県0店、三重県1店)だった。
6位は、宿泊施設を全国展開する「大江戸温泉物語」グループの新温泉リゾート施設「TAOYA(たおや)志摩」(鳥羽市浦村町、TEL 0570-031-268)のグランドオープンの話題。
4月と11月の「神宮に親謁の儀」では、伊勢志摩経済新聞の取材チームは8人で臨んだ。直接天皇陛下の姿を拝謁(はいえつ)し、伊勢神宮で日々繰り返し行われている祭典の「祈り(五穀豊穣、国民の安寧、世界の平和)」が、陛下の「祈り」そのものであることを体感した。