伊勢献血ルーム「ハートワン」(伊勢市船江、TEL 0120-25-7821)が3月20日、子どもたちを対象にした献血模擬体験「まねっこ献血」を行い、約200人が参加した。
献血について子どもたちに知ってもらおうと取り組んだ同イベント。三重県学生献血推進連盟「みえっち」やヤングミドナサポーターみえ連絡協議会の学生ら約20人がボランティアで協力した。
参加者は、自分の名前を記入する「受付」、医者から体調について聞かれ血圧を測る「問診」、腕に針を刺し血液の比重などを測る「検査」、ベッドに横になり血液を抜く「献血」を、それぞれのパートで説明を受け、模擬献血を体験した。
皇学館大学3年生で「みえっち」代表、自身も53回献血を行い、将来は日本赤十字社の血液事業部で働きたいという渡邉晟(じょう)さんは「献血について子どもたちに少しでも知ってもらえればと思い企画した。笑顔で帰ってもらったので、ありがたかった。大きくなって献血に関心を持ってもらえれば」と期待を込める。
同ルーム所長の水井一貴さんは「今回、伊勢で初めて行ったが多くの子どもたちが参加してくれた。学生ボランティアの皆さんにも助けていただき感謝している。今回参加した子どもたちが大きくなった時、本当の献血に協力してもらえれば」とほほ笑む。
「ハートワン」の受付時間は、全血献血=10時~11時45分・13時~17時30分、成分献血=10時~11時・13時~17時。金曜定休。予約・問い合わせは同施設まで。