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伊勢・五十鈴川でガサガサ体験 地元児童に自然と未来守る全国水生生物調査

伊勢・五十鈴川でガサガサ体験 地元児童に自然と未来守る全国水生生物調査(写真提供=いすずウキウキクラブ)

伊勢・五十鈴川でガサガサ体験 地元児童に自然と未来守る全国水生生物調査(写真提供=いすずウキウキクラブ)

 いすずウキウキクラブ(伊勢市楠部町)と五十鈴地区青少年健全育成協議会が9月26日、伊勢神宮を流れる五十鈴川の中流域に架かる御側橋下流の中村町側河川敷で、地元の子どもたちと共に環境省の全国水生生物調査を実施した。

伊勢・五十鈴川でガサガサ体験 地元児童に自然と未来守る全国水生生物調査

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 この取り組みは、伊勢神宮の式年遷宮行事である五十鈴川を上って御用材を運ぶ「川曳(かわびき)」への参加をきっかけに、子どもたちに地元の五十鈴川の自然へ親しみを持ってもらい、清掃活動や美しい川を維持しようという意識を育むことを目的に企画。今年で3回目を迎えた。

 五十鈴川は生活排水が流れ込まない川で、伊勢神宮内宮(ないくう)に架かる宇治橋近くの烏帽子(えぼし)岩が浮かぶ河原は、神職を目指す人たちが水行を行う場所にもなっている。当日は、伊勢市立五十鈴中学校(中村町)の学校区に住む児童33人のほか、保護者やスタッフら計43人が参加。保護者たちが川底をすり足で歩いて生き物を追い払い、子どもたちが網で待ち構えて捕らえる手法で生き物を捕獲し、観察・調査(別名=ガサガサ)を行った。

 全国水生生物調査は、川に生息する生き物を採集し、その種類を調べることで水質の汚れの程度を判定する調査で、全国約8万人が参加している。調査では、29種の生き物が指標生物として選ばれており、見つけた生き物の種類と数から川の水汚れの程度を4つのレベルで判定するもの。

 調査では、上流域のきれいな渓流環境に住むカワゲラや、中流域の環境に住むコオニヤンマ、ヒラタドロムシ、カワニナを確認。そのほかサワガニやモクズガニ、オイカワやカワムツなど多くの水生生物が確認され、参加した子どもたちは豊かな生態系に触れながら、地域の自然環境の大切さとそれを守り続ける意義を楽しく学ぶ一日となった。

 地元・中村町出身で、現在は熊野市立井戸小学校で教頭を務める勝田恭好さんは「一番大切なのはごみを捨てないこと。ごみがあるとまた捨ててしまう連鎖が起きる。日頃から自然に親しむ機会を持つことが一番大きい」と話す。

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