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伊勢志摩の水族館、コロナ禍で動物の赤ちゃん誕生 飼育員のやりがいに

伊勢志摩の水族館、コロナ禍で動物の赤ちゃん誕生 飼育員のやりがいに(撮影=岩咲滋雨)

伊勢志摩の水族館、コロナ禍で動物の赤ちゃん誕生 飼育員のやりがいに(撮影=岩咲滋雨)

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 広域伊勢志摩圏内にある水族館3施設では、コロナ禍でも動物の赤ちゃんが生まれていた。3施設の飼育員は、新型コロナウイルスの影響で客が来なくても赤ちゃん誕生をやりがいにして懸命に業務を全うしていた。

【その他の画像】志摩マリンランドのペンギンの赤ちゃん

 「伊勢シーパラダイス」(伊勢市二見町、TEL 0596-42-1760)では5月3日にゴマフアザラシの雄が、「鳥羽水族館」(鳥羽市鳥羽、TEL 0599-25-2555)では、2月22日にバイカルアザラシの雄、6月20日にセイウチの雄、7月14日と7月31日にオタリア(アシカの仲間)の雌が、今年3月18日に50周年を迎えた「志摩マリンランド」(志摩市阿児町、TEL 0599-43-1225)では、昨年12月8日と2月10日と17日にフンボルトペンギンが、3月8日~18日にかけてケヅメリクガメ7匹が、それぞれ誕生した。

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 しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大防止のため自粛、休館を余儀なくされた3施設。「飼育員にとって、客と接して喜んでもらうことは自分自身の喜びでもあるが、コロナの影響で休館せざるをえなかった」と伊勢シーパラダイスの水族館事業課長で魚類担当の中島亮さん。同館は7月16日に、タツノオトシゴ飼育種日本一の展示スペース「タツノオトシゴのくに」を開設。「床に落ちている糸くずがタツノオトシゴに見えたり、夢でもタツノオトシゴが現れたりするほど、飼育員の頭の中は担当する生き物中心になる」と話す。

 鳥羽水族館に2018(平成30)年12月に入社し、昨年の3月30日の水中入社式にも参加したアシカショーチーム配属の八幡奈緒さんは、昨年10月14日に念願のアシカショーデビューを果たした。八幡さんは「オタリアの母親の食事中は母親が食事に集中できるように、母乳で育つ赤ちゃんの遊び相手が必要になる。私たち飼育員の中では、みんなが赤ちゃんの遊び相手になりたいので毎朝その担当の争奪戦が繰り広げられている。動物の赤ちゃんと触れ合うことは貴重な体験でもあり、家に連れて帰りたいくらいかわいいいのでとても楽しい。一緒にショーに出られたらうれしい」とほほ笑む。

 志摩マリンランドのペンギン担当飼育員の柴原雄輔さんは「ペンギンが卵を持ち始めてからふ化し成長するまでは常に心配で、日常の業務も、赤ちゃんが最優先になる。順調に育ち、僕が声を掛けると寄ってきてくれるのがうれしい。コロナで閉館中だった時にも、お客さまに喜んでもらえるように世話をした。飼育員にとって赤ちゃんの成長を見守ることはやりがいでもある」と話す。

 伊勢シーパラダイスと鳥羽水族館では現在、ゴマフアザラシ、セイウチ、オタリアの赤ちゃんの名前を募集している。志摩マリンランドは7月13日からケヅメリクガメの赤ちゃんを公開している。

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