伊勢市出身で志摩市在住のイラストレーター・シャンティーさんが現在、展覧会「シャンティーの絵とおはなし展」を大王美術ギャラリー(志摩市大王町、TEL 0599-72-4336)で開催している。
シャンティーさんは、多くの出版物の挿絵や、商品のパッケージデザインなどを手掛けるイラストレーター。結婚を機に1989(平成元)年から志摩市阿児町立神(たてがみ)に移住。人の悪口や争いごとが大嫌い。シャンティーさんは「絵を描くことは仕事でもあり、ライフワーク。絵を描くことで完全燃焼できる熱い人生を送りたい」と話す。
同展は、昨年末からシャンティーさんが描き上げた作品で、A2サイズの額に入れたイラスト40点とその作品に物語(おはなし)と紙人形を展示。タイトル「堂々巡り」の作品は、「堂々巡りの輪っかの花」が咲く森の中を歩く少女が描かれ、「考え事で頭の中がいっぱいになったら気をつけて!堂々巡りの輪っかの花が気づかないうちに満開だよ。」と投げ掛ける。
シャンティーさんは「絵とおはなしを通して、見に来ていただいた皆さまと楽しい時間を過ごしたい。それをご縁にたくさんの人と繋がっていければ」と呼び掛ける。
開館時間は9時~17時(最終日は16時まで)、火曜・水曜休館(祝日の場合は開館)。9月13日まで。