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鳥羽の介護施設でノロウイルス感染対策研修 カキシーズンが始まる前に

鳥羽の介護施設でノロウイルス感染対策研修 カキシーズンが始まる前に

鳥羽の介護施設でノロウイルス感染対策研修 カキシーズンが始まる前に

 高齢者福祉施設「虹の夢とば」(鳥羽市鳥羽)で10月28日、ノロウイルス感染対策研修が開かれ、発生時の初期対応や二次感染防止の手順を確認した。

鳥羽の介護施設でノロウイルス感染対策研修 カキシーズンが始まる前に

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 伊勢志摩エリアは「浦村かき」「的矢かき」ブランドなどカキの生産地としても知られ、観光道路「パールロード」沿いにはカキの食べ放題を提供する店が集積する。ノロウイルスは、急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種で、手指や食品などを介して経口感染し、感染すると激しい嘔吐(おうと)や下痢、吐き気などの症状があり、強い感染力を持つのが特徴。特に乳幼児や高齢者では脱水症状や、嘔吐物が気管に入ることで起こる誤嚥(ごえん)性肺炎などに注意が必要。カキなどの二枚貝を十分加熱せずに食べた場合の感染が多く、感染者の嘔吐物や便に含まれるウイルスが、手指やドアノブ、床などを介して感染するケースが多い。

 研修は、同施設内で組織する「感染防止委員会」が主催し、介護スタッフのほか、調理スタッフや一般事務スタッフらを集めて、毎年10月ごろに実施。23日と28日の2回に分けて計約50人が参加した。同委員会は6月には食中毒防止研修も実施している。

 当日は、感染者の嘔吐物や便に含まれるウイルスによる二次感染や飛沫(ひまつ)感染の拡大を防ぐため、2人体制(初期対応者1人、補助者1人)での実践的な対応訓練を実施。消毒液(水2リットルにハイターキャップ8杯)の作り方や、汚染された床の半径2メートル以内の立ち入り制限、防護具の正しい着脱手順などを確認した。

 副施設長の小寺由美さんは「今日は利用者がノロウイルスにかかって嘔吐したという設定でどのように対処するかをみんなで研修したが、実際にこういうケースが発生すると、もっと大変になるので、ウイルスの侵入のないように万全の注意を払って取り組んでいる。調理スタッフは特に体調管理に気をつけてカキなどの海産物と接触しないように心がけている」と話す。

 同施設では、各フロアの感染防止委員が日頃から備品セットの確認や補充を行い、万が一の発生に備えている。

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