宮川河畔で7月17日に開催される伊勢の夏の風物詩「伊勢神宮奉納全国花火大会」を全国の人にも見てもらおうと、伊勢のCATV「iTV」（伊勢市神田久志本町）がユーストリームを使った生中継を試験的に行う。

54回伊勢神宮奉納全国花火大会（2006年）の様子

　今年で58回を数える同大会は、1953（昭和28）年に斎行された第59回「神宮式年遷宮」を記念して開催されたのが始まり。花火シーズンを前に行われることから、花火師たちにとって競技大会の側面とその年の安全祈願の側面をもつ重要な大会の一つになっている。毎年全国から選抜された花火師が集まり、約9,000発が打ち上げられ伊勢神宮に奉納する。

　当日の模様は同局が生中継し、コミニュティーチャンネルで放送。会場に行けない人たちの間で人気番組となっている。今年は5台のカメラを用意。試験的に、同じ番組内容をユーストリームによるインターネットライブ中継を試みる。

　インターネット中継担当の同局山本真督（まさよし）さんは「たくさんの人に見てもらいたいのでツイッターでも紹介していただければ」とPRする。

　開催時間は19時25分～21時15分。ユーストリームの配信時間は19時～22時。