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「音楽は全ての人のもの」-志摩でフランス発祥の「音楽の祭日」、三重県初開催

「音楽は全ての人のもの」-志摩でフランス発祥の「音楽の祭日」、三重県初開催

「音楽は全ての人のもの」-志摩でフランス発祥の「音楽の祭日」、三重県初開催

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 フランス発祥の「音楽の祭日(ete de la Musique)」に関する音楽イベントが6月23日、近鉄鵜方駅前の「80's Cafe(エイティーズ・カフェ)」(志摩市阿児町、TEL 0599-43-7717)で行われた。主催は、志摩エンターテイメントアソシエーション(同)。

馬頭琴と二胡のコラボも、80's Cafeで

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 「音楽の祭日」は、「音楽は全ての人のもの」を基本精神に掲げ、1981 年にフランスから始まった。その後、世界100以上の国々、300以上の都市で開催され、日本でも2002 年から東京と大阪で開催され、現在全国に活動の輪が広がっている。コンサートやライブはすべて入場無料で行うことが条件。プロ、アマ関係なく音楽を愛する人たちによって開催され、音楽ジャンルもクラシックからフォーク、伝統音楽やジャズ、ポップ、ラップなどさまざま。

 今回志摩市で開催されたライブは、三重県初。主催者代表の池田つかささんは「音楽の祭日の日本事務局の人と出会い、この催しを知りコンセプトに共感。志摩でも開催したいと思い今回に至った」と話す。この日、基本精神に共感し演奏したのは、二胡演奏グループ「ルナ」、ジャズユニットグループ「Kenzan-Band」、ブルース主体のアコースティックユニット「Beach House」の3グループ。ライブでは、無理やり観客にも歌ってもらう「無茶ぶりタイム」も急きょ始まり、会場は大いに盛り上がった。

 池田さんは「志摩には才能が溢れている。そのような人たちの作品発表の場、表現の場を提供し一人でも多くの人に感動や癒やしなど与えられたら。今後は地域と連携し、さまざまな団体と協力しながらイベントを継続していきたい」と意欲を見せる。

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