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伊勢神宮の水田で稲を刈り取る「抜穂祭」 10月の神嘗祭に合わせて

伊勢神宮の水田で稲を刈り取る「抜穂祭」 10月の神嘗祭に合わせて

伊勢神宮の水田で稲を刈り取る「抜穂祭」 10月の神嘗祭に合わせて

 五十鈴川から水を引き入れて稲を育てている伊勢神宮の専用水田「神宮神田」(伊勢市楠部町)で9月3日、稲を刈り取る「抜穂祭(ぬいぼさい)」が行われた。

伊勢神宮の水田で稲を刈り取る「抜穂祭」

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 祭典前の9時40分ごろに雨が降り始め、神職らは和傘を差して祭場に入る。10時に祭典が始まると雨はやみ、久邇朝尊(くにあさたか)大宮司ら神職と楠部町の住民ら約80人が見守る中、作丁(さくてい)2人が神職より授けられた鎌を持ち神田に入り、黄金色に実った稲を刈り取った。刈り取った稲を10人の作丁が、その場で稲穂だけを一本ずつ丁寧に抜き取り、麻緒(麻のひも)で2つに束ねて「抜穂」を作った。

 神宮神田の総面積は約10ヘクタール、神田の作付面積は約3ヘクタール。祭典用水田の面積約862平方メートル。毎年、神田では神宮の祭典で使う新米のほか餅や酒の原料用として、うるち米やもち米を作付けする。

 神宮神田では、約1カ月をかけ全ての稲を刈り取り、数日間乾燥させ、内宮(ないくう)の「御稲御倉(みしねのみくら)」に150束、外宮(げくう)の「忌火屋殿(いみびやでん)」に108束を納め、10月15日に始まる「神嘗祭(かんなめさい)」で初めて神様に新米をささげる。

 伊勢神宮広報の西本俊一朗さんは「今年も順調に育ってくれた。神宮神田では、生育に合わせて稲刈りができるように数種類の稲を育てている。今日から約1カ月かけて稲刈りが行われる」と話す。

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