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伊勢・修養団でホリスティック講演会 AI時代の「心と魂」生き方探る

伊勢・修養団でホリスティック講演会「華咲く日本 輝く精神」左から西口裕さん、長堀優さん、今野華都子さん

伊勢・修養団でホリスティック講演会「華咲く日本 輝く精神」左から西口裕さん、長堀優さん、今野華都子さん

 伊勢神宮内宮近くの修養団伊勢青少年研修センター(伊勢市宇治今在家町)で11月1日、心と体、魂の調和を目指す講演会「華咲く日本 輝く精神(こころ)」が開かれた。

伊勢・修養団でホリスティック講演会「華咲く日本 輝く精神(こころ)」

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 主催はコスモソフィア・ホリスティック研究所(松阪市櫛田町)。同研究所は、内科・心療内科医師として診療を続ける夫の西口裕さんと、心理カウンセリングなどを手がける妻ののり子さん夫婦が主宰し、西洋医学と代替療法、心のケアを統合した全人的な医療・健康相談に取り組んでいる。

 この日の伊勢は、恒例の朔日(ついたち)参りと全日本大学駅伝の開催が重なり、早朝から多くの人出でにぎわいを見せていた。開会に当たり裕さんがあいさつし、同センターの武田数宏所長が歓迎の言葉を述べた。

 第1部では、「育生会横浜病院」(横浜市保土ケ谷区)院長で外科医の長堀優さんが「大和心が世界を変える」と題して登壇。自らの臨床経験や日本列島の中央構造線、ヲシテ文字で記された古史古伝「ホツマツタヱ」の宇宙観などを紹介し、「目に見える物質や肉体だけでなく、古来日本人が大切にしてきた精神性や調和の心を取り戻すことが、現代の集合意識を高める鍵になる」と語った。

 第2部では、「全国古事記塾」(明和町)を主宰し古事記絵本作家でもある今野華都子さんが「古事記が伝える大和心」をテーマに登壇。かつてタラサ志摩ホテルアンドリゾート(鳥羽市)の経営再建に携わった経験や自身の半生を振り返りながら、「心は日々の感情や出来事によって揺れ動くが、魂は迷わない」と強調。「今この瞬間、自分に与えられた『受け持ち』を自らの意思で精いっぱい生きることが、魂を輝かせる道」と説いた。

 第3部のパネルディスカッションでは、西口さん夫婦を交えて、「私たちの現(いま)を輝かせる生き方」をテーマに議論。自然のリズムに寄り添う暮らし方に加え、急速に普及するAIと人間の主体性についても意見を交わした。

 のり子さんが「がんなどの重い病にかかった場合、その人に対してどう向き合い、どう言葉をかければいいか」と質問すると、今野さんは「以前、同じ境遇の女性から相談された時に、私は『良かったね、他の誰でもなくあなたが家族の中で引き受けられて』と言葉をかけた。もし最愛の夫や子ども、生まれたばかりの孫が重い病気にかかったら、私の命と代われるなら、自分を病気にしてほしいと祈るはず。うわべの気休めではなく魂の奥底からそう伝えた時、彼女も『自分が引き受けて良かった』と覚悟を決めた。自分の運命から逃げずに丸ごと引き受けた瞬間、人間本来の生きる力と治る力が湧き出し、全宇宙が味方してくれる」と話し、「今、彼女は難病だったことをすっかり忘れて、元気に回復して病気を克服している」と付け加えた。

 長堀さんは「がんと心のあり方は深く結びついている。ある進行がんの友人に『これ(がん)を作ったのは自分自身だよ』と伝えたとき、彼は過去の生き方に気づき、『まだやりたいことがある、生きたい』と腹を決めて病を乗り越えた。一方、心の底で人生を諦めていればどんな治療も届かない。周囲がいくら寄り添っても、最終的には本人が自分の魂の叫びに気づき、自らの意思で生きようと立ち上がれるかどうかが全てを分ける」と過去の体験を披露した。

 のり子さんは「病気は川に例えるなら一番下流の現象。上流には心やストレスがあり、源流には魂がある。現代医療の身体へのアプローチだけでなく、催眠療法や周波数の調整、カウンセリングを通じてその人の全体性(心・体・魂)を見つめ直すことが大切。病気になってから慌てるのではなく、病気になる手前の段階で自分の心と体に耳を澄ませるきっかけをこれからも届けていきたい」と締めくくる。

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