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志摩マリンランドの水槽は総ヒノキ造り・さい銭箱付き-合格祈願に手を合わせる

志摩マリンランドの水槽は総ヒノキ造り・さい銭箱付き-合格祈願に手を合わせる(写真は里中知之館長)

志摩マリンランドの水槽は総ヒノキ造り・さい銭箱付き-合格祈願に手を合わせる(写真は里中知之館長)

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 志摩マリンランド(志摩市阿児町神明、TEL 0599-43-1225)入り口にある水槽は、総ヒノキ造りで伊勢神宮の社殿に倣った唯一神明(ゆいいつしんめい)造りだ。

志摩マリンランドの水槽は総ヒノキ造りでさい銭箱付き

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 水槽前にはさい銭箱があり、さい銭を入れ合格を祈願する参拝者もいる。昨年から同水族館内に「賢島(かしこいしま)神社」として祭っている。12月19日には、同神社の2回目の例祭が執り行われた。

 神社は、知恵の神「八意思兼神(やごころおもいかねのかみ)」、海水の神「塩椎神(しおつちのかみ)」、水の神「弥都波能売神(みづはのめのかみ)」の3体を祭り、縁起のいい魚がご神体を守るように水槽の中を泳ぐ。縁起のいい魚は、上向きに泳ぐ約100匹の「アオギハゼ」と、ウマくいくようにとタツノオトシゴ類最大種の「オオウミウマ」10匹。

 この日は、神明神社(同)の山本博史宮司が、本格的な受験シーズンを前に島名にあやかり「賢くなるように」と、学業・受験成就の祈願神事を執り行った。総ヒノキ造りの「神社」は、屋根に6本のかつお木、内削(そ)ぎの千木(ちぎ)が付き、水槽の中にはサカキを配置、ヒノキの香りする社殿風に仕上げた。

 同館の里中知之館長は「2年目になる賢島神社だが、多くの人が手を合わせて参拝してくれている。『さい銭』は、今月末に希少動物等の保全活動のための『野生動物保護基金』に寄付させていただく」と話す。

 同館では、来年の干支(えと)にちなんだ新春特別展「へびにちなんだ魚展」を開催中。来年1月31日まで。開館時間は9時~17時。入館料は、大人=1,250円、中高生=700円、小学生=500円、幼児(4歳以上)=300円。

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