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志摩スペイン村「ハビエル城博物館」、開園以来初の刷新 ガウディコーナー

志摩スペイン村「ハビエル城博物館」、開園以来初の刷新 ガウディコーナーも

志摩スペイン村「ハビエル城博物館」、開園以来初の刷新 ガウディコーナーも

 志摩スペイン村パルケエスパーニャ(志摩市磯部町)の中核施設「ハビエル城博物館」が4月18日、展示物を新しくするなど1994(平成6)年の開園以来初となるリニューアルを行った。

志摩スペイン村「ハビエル城博物館」、開園以来初の刷新

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 スペインの歴史や文化を伝える同館は、これまで展示内容がほぼ開業当時のままだったが、映像の陳腐化や設備の老朽化を受け、全面的な見直しを実施。粕本源秀社長は「高尚で地味になりがちだった内容を、テーマパークらしいエンターテインメント性を出しながら、分かりやすく楽しく学べるよう工夫した」と話す。

 今回の目玉は、没後100年を迎えるスペインの建築家アントニ・ガウディに焦点を当てた新展示。1階アトリウムに新設された「ガウディコーナー」では、今年メインタワーの完成が予定されているスペイン・バルセロナ市に建築中の教会「サグラダ・ファミリア」を特集している。

 監修を務めた神奈川大学の鳥居徳敏名誉教授は「建築の構造を理解するには模型が最適」とし、ガウディが理想的な構造計算に用いた「逆さづり実験」の模型(カテナリーアーチ)を、鏡を用いて視覚的に再現。「断片的ではなく、ガウディの思想からストーリーを一貫してそろえた展示は国内でも極めて希少」と太鼓判を押す。

 2階には、同園のキャラクターのモデルでもあるスペインの作家ミゲル・デ・セルバンテス作の小説「ドン・キホーテ」の世界観を体験できるコーナーを新設。過去にコラボレーションしたVチューバー・周央サンゴさんが朗読を担当した。併せて、約1万5000年~3万5000年前の旧石器時代に描かれたアルタミラ洞窟の壁画コーナーも刷新し、発見者の少女マリアにスポットを当てた映像を導入することで、小学生でも理解しやすい内容に改めた。同壁画の精巧な実物大レプリカは、スペイン「アルタミラ国立博物館」「マドリード国立考古学博物館」と志摩スペイン村の世界に3カ所にしかない。館内のミュージアムシアターでは新作映像「日西交流と戦国武将」の上映を開始。織田信長や豊臣秀吉などの戦国武将とスペインとの知られざる関係を新たな視点で描き出す。

 4月25日~30日の6日間は、博物館1階でスペイン人ダンサーによるスペイン三大祭りの一つ「セビリアの春祭り」の民族舞踊「セビリャーナス」を披露する。

 営業企画部の小林昭夫部長は「博物館だけでなく、パーク全体でガウディを感じてほしい」と話す。リニューアルに合わせ、グエル公園のタイルをイメージした「グエルゼリードリンク」(700円)や、集合住宅カサ・ミラをモチーフにしたパフェ(1,000円)などの限定メニューを提供するほか、輸入雑貨などの関連グッズも販売する。

 開園時間は9時30分~17時(季節により変動あり)。パスポート料金は、大人=5,900円、中人(12~17歳)=4,700円、小人(3~11歳)=4,100円、シニア(65歳以上)=4,700円。

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