全国から選び抜かれた太鼓打ち衆が集まる「神恩感謝 日本太鼓祭」が9月10日・11日、伊勢神宮内宮門前町一帯で開催される。

昨年の「神恩感謝 日本太鼓祭」の様子、太鼓巡行

　今年で9回目を数える同祭は、関東から鹿児島までの13団体約150人以上が「みんなで太鼓をたたける喜びを分かち合いたい」と伊勢に集結、日々の鍛錬で高めた技を奉納演奏する。

　演奏は、五十鈴川河川敷特設舞台やおかげ横丁「太鼓櫓」、五十鈴川「野遊びどころ」中庭会場で行われ、大太鼓の一人打ちや太鼓巡行などが行われる。

　おかげ横丁では、江戸時代中期1609年創業の太鼓作りの老舗店「浅野太鼓楽器店」（石川県白山市）によるケヤキの胴に革を張る本格的なオリジナル和太鼓作り体験教室や、太鼓などの玩具、法被や足袋などの祭衣装、季節の食べ物などの屋台も並ぶ。横丁内の飲食店では、太鼓巻きセット（団五郎茶屋）、どんどんうどん（ふくすけ）、太鼓ちらし（すし久）、そぼろちらし（海老丸）などが旬の食材を使った限定料理を提供する。

　出演団体は、豊の国 ゆふいん源流太鼓（大分）、今福優（島根）、八丈太鼓の会（東京都八丈島）、三宅島芸能同志会（東京）、霧島九面太鼓 和奏（鹿児島）、山部泰嗣（岡山）、鼓楽衆 翔（大阪）、加藤拓三（岐阜）、ひむかし（東京）、大治太鼓 尾張一座（愛知）、和知太鼓保存会（京都）、松平わ太鼓（愛知）、熊野鬼城太鼓（三重） 。

　開催時間は10時～17時30分。無料。