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「黄色の花で包まれた」二見興玉神社の摂社・栄野神社、キショウブが満開に

「黄色の花で包まれた」二見興玉神社の摂社・栄野神社、キショウブが満開に

「黄色の花で包まれた」二見興玉神社の摂社・栄野神社、キショウブが満開に

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 夫婦岩で有名な二見興玉神社(伊勢市二見町)の摂社「栄野(えいの)神社」(同)の周囲の堀の水際で、普段は静かな鎮守の森を黄色く鮮やかなキショウブが満開を迎え、偶然通りかかった人々が足を止めている。

キショウブに包まれた「栄野神社」

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 同宮は、第11代垂仁天皇の第4皇女にあたる倭姫命(やまとひめのみこと)が、この地の海岸に着船したときに出迎え、黙って堅塩(焼き固めた塩)を献上した「佐見都比古命(さみつひこのみこと)」と、倭姫命に随行し国名を尋ねたときに「二見」と答えた「大若子命(おおわくごのみこと)」の2座を祭る。

 毎年1月14日には同宮の境内で、大釜に水を入れまきで炊き、沸いた湯にクマザサを入れ氏子や参拝者の頭上を清めはらい人々の一年の無病息災と家内安全を願う祭り「湯立神事」が行われる。

 キショウブはアヤメ科アヤメ属の多年草。1896年ごろに観賞用として海外から導入された。繁殖力が強いためホテイアオイなどと同様に環境省の「要注意外来生物リスト」に登録されている。花言葉は「幸せをつかむ」「信じる者の幸福」「私は燃えている」。

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