お木曳を舞台にした物語「法被の願い」-構想4年を経て出版

「式年遷宮-お木曳行事」を舞台に友情をテーマにした「法被の願い」が出版される。--
A novel, a story of friendship based on

「式年遷宮-お木曳行事」を舞台に友情をテーマにした「法被の願い」が出版される。-- A novel, a story of friendship based on "Okihiki" event

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 伊勢出身の黒崎麗羅(くろさきれいら)さんが4月、「式年遷宮-お木曳行事」を舞台に友情をテーマにした本「法被の願い」(新東通信)を出版した。

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 ストーリーは昭和17年5月、東京から疎開してきた「アキラ」(小学6年生)と伊勢出身の「健太」(同)がお木曳で初めて出会い、その「友情」をテーマにした物語。12歳で出会った二人がその時交わした「約束」を達成するまで、20年ごとのお木曳行事とともに人として成長する様、社会環境の変化を描写したもの。

 黒崎さんは「約4年間温めていた物語でお木曳が開催されているこの時期に出版したかったので実現できて良かった。式年遷宮の理解と、人、ものへの感謝の気持ちを再認識して頂くきっかけになれば」と話している。「読んでくださった人からは『他の人にも読んでもらいたい』と20冊、30冊とまとめ買いしてくれる人もいる。20分くらいで読めるので多くの人に読んでもらえれば」(黒崎さん)とも。

 価格は840円。伊勢志摩地域のローソン、サークルK、ミニストップ計48店舗で販売している。

※「お木曳き(おきひき)」は正しくは「お木曳」

A novel, a story of friendship based on "Okihiki" event

Local author, Reira Kurosaki has written a new novel, called "Happi no Nagai" which tells of a friendship between two 6th-grade boys who meet at an Okihiki event and promise to meet again at the next Okihiki event 20 years later. The novel is set in the early Showa era and describes how the boys grow up in the 20 years between the time they meet and the time they schedule to meet again. The book costs ¥840 and is available at Lawson, Circle K and Ministop convenience stores within the Ise-Shima area.(英訳:ホワイト・パイン・イングリッシュ・スクール)

伊勢神宮式年遷宮

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