伊勢志摩の公園で自然のふしぎを発見-虫こぶやオトシブミを観察

月例企画「横山自然観察会」、「自然のふしぎを探そう」にて、オトシブミが包んだ葉を観察。

月例企画「横山自然観察会」、「自然のふしぎを探そう」にて、オトシブミが包んだ葉を観察。

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 伊勢志摩の自然を学べる総合施設「横山ビジターセンター」(志摩市阿児町鵜方、TEL 0599-44-0567)は6月23日、月例企画「横山自然観察会」を開催した。今回のテーマは「自然のふしぎを探そう」。パークボランティアの西浦克征さんを講師に迎え、ショウブ園や芝生広場などが整備された公園「創造の森横山」やその付近で、植物や虫の観察を楽しんだ。

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 この日の参加者は約11人。天気は晴天で、ショウジョウトンボやイトトンボなどの虫もたくさん見られた。参加者は観察前に、スズメバチやマムシなど危険のある生物やヤマウルシなど触れるとかぶれる恐れのある樹木について説明を受けた。

 エゴの木やゴンズイ、クリの木などの虫こぶがよく出来る木を観察し、虫こぶの名前の付け方について説明を受け、虫こぶを割り、虫眼鏡で中身を観察。その後、山小屋でオトシブミが産卵するための葉を包む方法について説明を受けた。参加者で葉の形に切り抜いた画用紙を使い、実際に包んでみるとその難解な作り方に困惑する場面も。

 パークボランティアの西浦さんは「自然もよく見ると不思議なことや知らないことがたくさんあるので、調べて楽しんでほしい」と話した。

横山ビジターセンター

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