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伊勢神宮で「大麻用材伐始祭」 大麻の元となる木を切り始める祭典

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伊勢神宮で「大麻用材伐始祭」 大麻の元となる木を切り始める祭典

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 伊勢神宮のお神札(ふだ)「大麻(たいま・おおぬさ)」のご神体となるスギ材を神宮林から切り出す「大麻用材伐始祭(たいまようざいきりはじめさい)」が4月13日、伊勢神宮の森の中にある丸山祭場(伊勢市宇治今在家町)で行われた。

【その他の画像】大麻の元となる木を切り始める大麻用材伐始祭

 神饌を奉納し、作業の安全を祈願する祝詞(のりと)を奏上した後、素襖烏帽子(すおうえぼし)姿の小工(こだくみ)が神路山に向かってオノを3回振り下ろした。鷹司尚武大宮司や亀田幸弘少宮司を始め神職・職員ら約70人が参列し、祭典を静かに見守った。

 大麻は、「御真(ぎょしん)」と呼ぶご神体を和紙で包み中心に納めたもので、神棚などに祭る伊勢神宮の神札のこと。切り出したスギは、神宮司庁頒布部第二奉製所に運ばれ製材し半年間、風雨にさらしヤニを取り、乾燥させ、厚さ約1ミリの木地に加工し丁寧に和紙で巻いた御真になる。

 御真は第一奉製所に移され、約900万体の大麻に納められる。大麻修祓式でお祓いをした後、9月の「大麻暦頒布始祭」から神社本庁を通じて全国各地の氏神を祭る神社に頒布され、年末までに各家庭に届けられる。

 大麻は、大きく分けて、伊勢神宮で直接授与する「授与大麻」と全国の神社に頒布される「頒布大麻」の2種類あり、内宮(ないくう)と外宮(げくう)に「天照皇大神宮」「豊受大神宮」と書かれた「角祓(かくはらい)」「大角祓い」「剣祓(けんはらい)」の3種類6体と海上安全・大漁満足を祈願する「海幸大麻」が1体づつある。14の別宮にもそれぞれの宮名の「剣祓」1体づつがあり、神宮の神楽殿や社務所などで受けることができる。

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