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「鳥羽フィルムフェス」授賞式-グランプリは、パワスポ「石神さん」題材作品

「鳥羽フィルムフェス」授賞式-グランプリは、パワスポ「石神さん」題材作品

「鳥羽フィルムフェス」授賞式-グランプリは、パワスポ「石神さん」題材作品

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 鳥羽をテーマにしたCMとショートムービーのコンテストの授賞式が10月3日、鳥羽市民文化会館(鳥羽市鳥羽)で開催された。主催は、鳥羽市観光協会らで組織する鳥羽フィルムフェスティバル2010実行委員会。

ショートムービーコンテスト授賞式

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 今年から映像クリエーターの育成と鳥羽の再発見を目的に開催された同コンテストは、6月10日~8月20日の募集期間に34作品が集まった。20秒のCM部門(テーマ「鳥羽だいすき」)と3分のショートムービー部門(テーマ「ラブストーリー」)の2部門を設けた。そのうち11作品をノミネートし、同日、ノミネート作品の上映会と審査発表、表彰式を行った。

 木田久主一鳥羽市長や鈴木基之ホリプロ常務、映画評論家の松坂健さんらが審査を行った結果、人気のパワースポット「石神さん」の名で親しまれる女性の願いを一つだけかなえると言われる神明神社(相差町)に焦点を当てた女子高生の淡く切ない恋心を表現した「ひとつだけ」を撮った中村智宏さんの作品がグランプリに輝いた。

 鈴木さんは「クオリティーの高いコンテスト」、松坂さんは「(映画・映像を)見る時代から作る時代になった。将来が楽しみ」と同コンテストを評価した。「受賞作品はイベントなどで活用したい。テレビCMとしての活用予定はないが今後は検討したい」と奥野和宏同フェス実行委員長。

 同フェスは、三島由紀夫の小説「潮騒」の中で鳥羽の離島「神島」が舞台となり映画化されていることから2005年に「観光地映画祭・潮騒フェスティバル」を開催したのがきっかけ。これまで、映画化された「潮騒」の上映会を中心に「潮騒フェスティバル」として回を重ねてきた。授賞式の後、伊勢志摩が舞台となった映画「半分の月がのぼる空」が上映された。

 そのほかの受賞は、視聴者特別ショートムービー賞=「アイノカタチ」(中村雄基さん)、視聴者特別CM賞=「鳥羽の魅力いっぱい」(西井正樹さん)、優秀ショートムービー賞=「私の金刀比羅宮」(本田好秀さん)、優秀CM賞=「今日もなにかある!?」(西村久利さん)。受賞作品は、YouTubeで閲覧できる。

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