「寝室のプーさんもびっくり」-志摩の民家の天井から大量の蜂蜜たらり

志摩の民家の屋根から大量の蜂蜜、たらり、トーストを焼いて蜂蜜をつける家主

志摩の民家の屋根から大量の蜂蜜、たらり、トーストを焼いて蜂蜜をつける家主

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 志摩市阿児町にある民家の天井から大量の蜂蜜がたらりと垂れ落ち、家主を困らせる騒動が起きた。

くまのプーさんもびっくり、天井から蜂蜜。天井裏はこんな状態

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 築39年の木造建築の家を3年前に一部リフォームして生活する家主は、「ハチが天井裏に巣を作っているのでは?と思っていたが、まさか蜂蜜が天井から落ちてくるとは…」と話す。リフォームした際には何もなかったという。蜂蜜が垂れているのは寝室として使用している部屋で、「蜂蜜がベッドの上に落ち、布団やシーツがベタベタになり、全て洗濯した」と困惑気味に話す家主の妻。

 妻は「6月2日の夜、鳥が壁かガラスに当たったような鈍い音がしたので驚いたが、特に何もなかったのでそのままにしていたら、寝室に入ってびっくり。天井から黄色の液体がポタポタと大量に垂れ落ちていた」と説明する。現在、ベッドを汚さないように直径約1メートルのたらいや洗面器、ボウルなどで防ぎ、「雨漏り」ならぬ「蜂蜜漏り」の状態に。

 家主は「朝食にトーストを焼いてその蜂蜜をかけて食べようかと思ったほど(笑)。寝室に置いていたくまのプーさん(のぬいぐるみ)もびっくり。たらいなどで受けた蜂蜜は500グラム以上あるのでは。天井裏は蜂蜜のプール状態かも」とおおらか。「せっかくのハプニング、楽しまないと」とくまのプーさんも置き直し、撮影モデルの一員に加え、実際にトーストを焼いて、撮影していた。

 その後4日の朝に害虫駆除業者に連絡し、その日のうちにハチの巣を駆除し一件落着。駆除した担当者は「重さに耐えられなくなって今年できた新しい巣が部分的に落ちたようだ。あれだけ大きい巣が落ちたら、大きな音がすると思う」と説明する。妻は「あの時の音」と納得していた。ハチの巣は直径約1メートル、重さ10キロほどになっていた。

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