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「こだわりはマイナス15度」-志摩観光ホテルが伊勢茶使ったアイスクリーム

「こだわりはマイナス15度」-志摩観光ホテルが伊勢茶使ったアイスクリーム。写真はシェフパティシエの佐藤利昭さん

「こだわりはマイナス15度」-志摩観光ホテルが伊勢茶使ったアイスクリーム。写真はシェフパティシエの佐藤利昭さん

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 志摩観光ホテルクラシック(志摩市阿児町)が7月14日、伊勢茶を使ったアイスクリームなどホテルオリジナル「ひんやりスイーツ」の販売を始めた。

志摩観光ホテルの「伊勢茶アイスクリーム」

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 スイーツは「伊勢茶アイスクリーム」「プレミアムバニラアイスクリーム」「マンゴーシャーベット」「フランボワーズシャーベット」の4種類。アイスクリームは、度会郡大紀町の大内山牛乳と南伊勢町の南勢養鶏の鶏卵を使用、多気郡多気町で取れる伊勢茶の抹茶を加えるなど地元食材をできるだけ使い、食材にもこだわった。

 同商品を開発したのはシェフパティシエの佐藤利昭さん。佐藤さんは1981(昭和56)年、神戸ポートピアホテル(兵庫県神戸市)のパティシエ副料理長を、1992年にハウステンボスホテルズ(長崎県佐世保市)のパティシエ部部長を経て、1996年にパリのホテルリッツで研修後、2008年から現職に。

 佐藤さんは「伊勢茶は葉肉が厚く、渋みが少なくコクがあり、風味が豊かなのが特徴。口解けのおいしさを追求するために空気の含有率を20~30%に抑え、深みと濃厚さを追求した。さらに、冷凍庫から取り出しスプーンがすぐ入るように、冷凍庫の設定温度も約マイナス15度に維持管理するように徹底した」と説明する。

 「保存温度にシェフのこだわりがあり、ドライアイスを入れると温度管理ができなくなる」と同ホテル営業企画担当者。「持ち帰りや通販には対応していない。あくまでもここ(ホテル)で食べていただくためだけに作った」とアピールする。

 内容量は120ミリリットルで、価格は400円。同ホテルショップ(TEL 0599-43-1231)と夏季限定(7月14日~8月31日)でオープンする同ホテル宿泊者専用プールの売店でのみで販売する。

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