志摩の伊勢神宮「伊雑宮」で式年遷宮-かやぶき作業始める祭典

志摩の伊勢神宮「伊雑宮」で式年遷宮-かやぶき作業始める祭典

志摩の伊勢神宮「伊雑宮」で式年遷宮-かやぶき作業始める祭典

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 志摩市にある伊勢神宮別宮「伊雑宮(いざわのみや・いぞうぐう)」(志摩市磯部町)で6月20日、遷宮行事の一つ「檐付祭(のきつけさい)」が行われた。

志摩の伊勢神宮「伊雑宮」で式年遷宮「檐付祭」-かやぶき作業始める祭典

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 20年に一度、社殿や神宝などを新しくする式年遷宮行事が続く伊勢神宮。今年は、伊勢神宮125社あるなかの12の別宮「月読宮」「月読荒御魂宮」「伊佐奈岐宮」「伊佐奈彌宮」(伊勢市中村町)「瀧原宮」「瀧原竝宮」(度会郡大紀町)「伊雑宮」(志摩市磯部町)「風日祈宮」(伊勢神宮内宮内)「倭姫宮」(伊勢市楠部町)「土宮」(伊勢市豊川町)「月夜見宮」(伊勢市宮後)「風宮」(伊勢市豊川町)の順で造営作業が行われている。

 「檐付祭」は屋根にかやをふく作業開始にあたって、作業の安全と作業がうまくいくように祈願する祭典。かやぶき工2人が屋根に上り最初のかやを置く所作を行った。一連のかやぶき作業が終了すると、7月25日に「甍祭(いらかさい)」を執り行い屋根が完成する。

 同宮では、平安時代末期か鎌倉時代初期から始まったとされる日本三大御田植祭の一つ「御田植祭(おみた・おたうえさい)」が6月24日に行われる。同宮に隣接する神田では祭典の準備が行われていた。

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