来春、8億円かけ大型屋内新アトラクション-志摩スペイン村

新アトラクション「ピエロ・ザ・サーカス」の模型を使って説明する近鉄レジャーサービス取締役事業部長の岡山孝次さん

新アトラクション「ピエロ・ザ・サーカス」の模型を使って説明する近鉄レジャーサービス取締役事業部長の岡山孝次さん

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 近鉄レジャーサービス(志摩市磯部町坂崎)は9月21日、志摩スペイン村パルケエスパーニャ(同、TEL 0599-57-3333)内に来春、新アトラクション「ピエロ・ザ・サーカス」を追加すると発表。名古屋と大阪、志摩の3会場での同時記者発表を行った。

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 新アトラクションは「サーカス」をテーマに、イルミネーション輝く幻想的な空間に演出し、幼児から年配者までの3世代ファミリーをターゲットにする。大型屋内型のアトラクションで投資額=約8億円、企画=メディアート(大阪市)、建設=竹中工務店(大阪市)で、建築面積=1,670平方メートルの施設内に「空中サーカス・アドベンチャー」「ファイヤー・シュート」「アニマル・ジャンピング」の3種類のライドアトラクションと、ゲームに参加し条件をクリアするとオリジナルのぬいぐるみがプレゼントされる「カーニバル・ハウス」、幼児が安心して遊べる広場「サーカス・ハウス」、大道芸人によるパフォーマンスやフラメンコショーなどを上演する「サーカス・ステージ」を配置する。

 開業は2008年3月1日を予定。年間約100万人の入場者を見込む。また、新アトラクションのキャラクターとして「雲でできたジャンボ・ピエロのモックン」も新たに仲間入りする。

 同社の丸山隆司社長は「社長に就任した3年前『刺激から癒しへ』『ジェットコースターではなく、小さな子どもと乗れる施設の充実を』とコンセプトを決めていた。また、年間約2割の日が雨の日で、そんな日に入場してもらったお客様には大変申し訳なく思っていたので、雨の日も楽しく過ごせる大型の屋内施設はどうしても作りたかった」と新アトラクション開業の理由を説明した。

 昨年度の志摩スペイン村入園者数は158万9,000人。今年度は160万人を見込む。最も人気があるアトラクションは、屋内型アトラクションでは「アルカサルの戦い」、屋外型では「スプラッシュモンセラー」だという。

志摩スペイン村伊勢志摩近鉄リゾート

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