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志摩市にサーフィンしているように見えるトリックアートパネル設置

志摩市にサーフィンしているように見えるトリックアートパネル設置 オリンピック強化選手に選ばれ東京オリンピックの次の日本代表を目指す高校1年16歳の川瀬心那プロ

志摩市にサーフィンしているように見えるトリックアートパネル設置 オリンピック強化選手に選ばれ東京オリンピックの次の日本代表を目指す高校1年16歳の川瀬心那プロ

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 志摩市サーフィン活用推進協議会(志摩市阿児町)が12月23日、志摩市役所1階ロビーと国府白浜休憩舎の2カ所にサーフィン・トリックアートを設置した。

【その他の画像】志摩市役所に設置したサーフィン・トリックアート

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 「全日本サーフィン選手権大会」が過去に4回開かれた国府浜(こうのはま)のほか、市後浜(いちごはま)、南張(なんばり)海岸、ジャンなどのサーフィンスポットがあり、県内外から多くのサーファーが訪れる志摩市。

 同協議会は、サーフィンを活用した地域の活性化を目指して、昨年11月27日に設立。日本サーフィン連盟三重支部や市後浜サーフクラブ、志摩市役所などのメンバー15人で構成され、サーフィン大会の誘致や若手サーファーの育成、サーフィンによる子どもたちの健全育成、サーフィンによる移住・定住の促進、アダプティブサーフィン(障がいを持つ人でも可能なサーフィン)の推進などを事業として活動する。

 トリックアートは、高さ2.35メートル、横幅2.55メートルのパネルに波の絵とサーフボードが描かれており、サーフボードの上に立つと、波のトンネルの中をすり抜けるようにしてサーフィンをする究極のサーフィンテクニック「チューブライディング」をあたかもしているように見える目の錯覚を利用した看板。

 同協議会の下田泰成会長は「サーフィンを始めるのは少しハードルが高いので、少しでも市民の皆さんにサーフィンを身近に感じてもらえるようにと思い企画した。志摩サーフィンプロモーションとして『サーフシティ=志摩』をアピールできれば」と話す。

 除幕式が行われたこの日、志摩市在住で中学1年からプロサーファーとなり、現在オリンピック強化選手に選ばれ東京オリンピックの次の日本代表を目指す高校1年16歳の川瀬心那(ここな)さんが、モデルとして写真撮影に応じた。

 下田会長は「国府浜でも年に数回チューブライディングができるが、チューブライディングはサーファーにとって憧れのテクニック。実際にチューブの中に入ると音が無くなり、『グリーンルーム』と言われる別世界になる。パネルの前で写真を撮って、インスタなどSNSにアップしていただければ」とも。

 トリックアートパネルは、2種類製作し、志摩市役所に設置したものは波が左に崩れるレギュラー仕様、国府白浜休憩舎に設置したものは波が右に崩れるグーフィー仕様となっている。

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