伊勢志摩経済新聞2008年上半期アクセスランキング1位は、亀山ジャンクション（亀山市）と草津田上インター（滋賀県大津市）間49.7キロを結ぶ「新名神高速道路」開通に関する話題がジワジワとアクセスを得た。

　「新名神」の開通により伊勢神宮内宮－京都駅間の所要時間が1時間55分と短縮され、実際に広域伊勢志摩圏内でも滋賀、京都方面の自動車を多く見かけるようになった。7位にランクインした「伊勢の『まる天』『ウァン』新名神サービスエリアに出店」の記事も「新名神」開通の話題性を反映したものと推察される。

　2位には「伊勢エビ入りカレー缶」がランクイン。編集スタッフが試食した地元・本場の伊勢海老が入ったカレーは確かにおいしかった。真珠貝の貝柱入りの白いカレー「パールカレー」は惜しくもランク外となった。

　テレビなどで話題の「芋洗坂係長」の出現は日本中を震撼させたが、志摩市ととても深い関係だったことには編集スタッフも驚きだった。見事3位にランクインを果たした。

1. 「新名神高速」開通で伊勢志摩－京都間短縮、観光需要増に期待（2/20）2. 志摩の水産加工業者、志摩産の「伊勢エビ入りカレー缶」を発売（2/18）3. 「R-1ぐらんぷり」準優勝の「芋洗坂係長」と志摩の深～い関係 （2/21）
　4位から6位までは鳥羽水族館（鳥羽市鳥羽）の話題に関心が集中。「水中入社式」と「ロゼの抱き枕」の画像は、共にヤフートップページを飾った。「水中入社」の深澤さんと伊与部（いよべ）さんは現在も元気に研修中、ロゼとキンタのその後の恋物語も順調よく、ラブラブだという。

4. リクルートスーツ姿で「水中入社式」－鳥羽水族館（4/1）5. 鳥羽水族館・トドの「ロゼ」、まだ見ぬ恋人「キンタ」を思い「抱き枕」（1/15）6. キスを求める「ロゼ」に固まる「キンタ」－鳥羽水族館にトドのカップル誕生（2/8）
7. 伊勢の「まる天」「ウァン」、新名神高速サービスエリアに出店（2/23）
8. 東紀州特産品詰め合わせ試食セット－2週間限定サイトで先着順（2/14）
9. 和具漁港に宮崎県のカツオ船初入港－志摩の国漁協（1/28）
10. 「赤福」4カ月ぶりに営業再開－「赤福餅」を求めて行列、エールも（2/6）

　「東紀州特産品詰め合わせ試食セット」で地域をブランド化して売り出そうとする東紀州の取り組みが8位と健闘、「カツオ船入港」についての話題は自然環境の悪化や原油高など複合的な悪条件の中での取り組みとして今後の志摩の国漁協の動きを見守りたい。社会的関心の高かった「赤福」についての話題は10位に。

　大きな賛否で意見が分かれたカレー味の菓子「カレーシュー」は惜しくも11位、志摩出身のヒップホップグループ「DAZZLE4LIFE」は12位だった。「45歳の不良高校生」ネタは圏外だったが石神さんの高校生ライフも今後注目したい。昨年12月30日の記事「鳥羽・浦村に『カキの食べ放題』の店が集積－ノロウイルスばねに」は今回のランキングデータでは2位につけ関心が高かったが、今年1月1日～6月30日の記事を対象としたためランク外となった。