サルタヒコオオカミやオオタノミコト、アメノウズメノミコトを祭る猿田彦神社（伊勢市宇治浦田、TEL 0596-22-2554）は2月1日から毎月1日、神恩感謝や「みちひらき」を祈願する「朔日（ついたち）参り」の特別祈念を受け付ける。

猿田彦神社が2月1日から朔日参りの祈祷（きとう）を受付ける

　サルタヒコオオカミは、日本神話「天孫降臨」に登場するニニギノミコトを先導・道案内（みちひらき）した神様。その後サルタヒコオオカミの子孫・オオタノミコトが、アマテラスオオミカミを祭る伊勢神宮の地としてヤマトヒメノミコトに五十鈴川の川上を案内・献上したとされる。以来同神社は、交通安全、土地開発、開業、開運など「みちひらき」に関することにご利益があるといわれている。昨年2月、桂文枝さんも襲名前の桂三枝さんの時に襲名奉告で同神社に「笑い」を奉納した。

　1月1日を外した2月～12月の1日だけ齋行する特別祈念。毎月の初めに、新たな気持ちでその月を迎えられるようにと今年から行われる。

　同神社広報担当の新居一城さんは「初穂料3,000円から受け付ける（通常は5,000円から）。毎月色の違う御幣を授与するので、11カ月毎月ご祈念いただくと11色の御幣がそろう。11カ月ご祈念いただいた方には何かプレゼントを贈りたい」と話す。

　受付時間は9時～16時。