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100人以上の伊勢市民がオペレッタ「こうもり」-伊勢神宮式年遷宮盛り上げようと

100人以上の伊勢市民がオペレッタ「こうもり」-伊勢神宮式年遷宮盛り上げようと

100人以上の伊勢市民がオペレッタ「こうもり」-伊勢神宮式年遷宮盛り上げようと

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 伊勢神宮式年遷宮を盛り上げようと、合唱、オーケストラ、バレエに至るまで伊勢市民が中心となってオペレッタ「こうもり」を上演するイベントが10月20日、伊勢市観光文化会館大ホール(伊勢市岩渕)で開催される。

伊勢市民オペレッタ「こうもり」の公開練習の様子

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 「伊勢管弦楽団」「伊勢市民オペレッタ合唱団」「合唱団うたおに」「安田バレエ研究所」などで活動する伊勢市民らが同公演のために結集。昨年11月にはソリスト9人がオーディションで決定し、土曜・日曜を中心に毎月市内で練習を重ねている。

 オペレッタ「こうもり」は、ある仮装パーティーで裕福な銀行家アイゼンシュタインが酔いつぶれた友人のファルケ博士をコウモリの仮装のまま置き去りにして恥をかかせてしまった。ファルケはみんなから「こうもり博士」と呼ばれ、いつかアイゼンシュタインに仕返しをしたいと考えていた。ファルケの計画された復讐(ふくしゅう)が、アイゼンシュタインの妻ロザリンデ、ロザリンデの元恋人アルフレード、ロシアの大貴族オルロフスキー、アイゼンシュタイン家の女中アデーレ、とアデーレの妹イーダ、刑務所長フランク、アイゼンシュタインの弁護士ブリント、刑務所の看守フロッシュらを巻き込みながら面白おかしく展開する物語。

 1874年にヨハン・シュトラウス2世により作曲され、物語が大みそかに起こる出来事を題材に設定していることからドイツなどでは毎年大みそかの出し物となっている。ソリスト10人、合唱団35人、オーケストラに47人、そのほかのスタッフに20~30人の計100人以上が同公演に関わる。音楽監督に笠井幹夫さん、指揮に大谷正人さん、演出・台本に直井研二さん、舞台監督に乃村建一さんが就く。

 音楽監督で主役のアイゼンシュタインを演じる笠井さんは「伊勢市民が中心。練習を重ねて本番に臨みたい。当日は多くの人に来場していただければ」と話す。9月29日には「いせトピア」(黒瀬町)で無料の公開練習を行う予定。

 開場は13時15分、開演は14時。前売り入場券は、一般=3,000円、高校生以下=1,500円(当日券は各500円増し)。チケットの販売は同実行委員会事務局(TEL 090-4796-5815)まで。

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