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志摩で津波避難訓練-サーファーら2千人が5分で避難
(2007年07月25日)
関西エリアのサーフスポットとしても有名な国府海岸でサーファーと海水浴客、周辺住民を対象にした「国府海岸津波避難訓練」が7月22日、昨年に引き続き「志摩コーストガーディアンズ」主催で開催された。
避難訓練は東海地震、東南海・南海地震などによる津波災害を想定したもので海岸利用者の防災意識の向上、避難対策の確立を目指すもの。開催は今回で2回目。サーファー約1,900人、海水浴客約260人、周辺住民468人が、9時50分に大きな地震が発生し、津波警報が発令されたという想定で避難訓練に参加した。
地震発生と同時に市の防災無線によりサイレンが鳴り、海岸監視所の放送設備で津波警報を伝達、海水浴客に対してはライフセイバーが、サーファーに対してはサーフィン連盟のスタッフがハンドマイクなどで避難を呼びかけた。地震発生時刻から約5分間で約2,160人が海から上がる訓練成果が出た。その後人員確認と挨拶などがあり10時35分に一連の避難訓練が終了した。
昨年7月30日の開催では、夏休み期間ということもありサーファー約2,400人、海水浴客430人が参加した。告知には道路への看板設置、各駐車場でのチラシ配布のほか、インターネットでの波情報などを更新するサイトでの案内を行った。
「志摩コーストガーディアンズ」は昨年6月に設立され、周辺自治会、観光協会、駐車場組合、漁協、サーフショップ、宿泊施設、パークゴルフ場などで組織されている。定期的な会議を持ち、災害時の避難経路などについて真剣に議論している。今回の訓練を元に更なる改善を目指していくという。
志摩市の竹内市長は「大規模災害が発生した時、防災意識が低いと志摩市内で約550人が被害に遭い、反対に防災意識が高いと10数人の被害者だけになるという三重県のシミュレーションデーターがある。2千人以上の県内外の人たちが一斉に参加してくれたこと、さらに地震発生から5分間という短時間で海から避難してくれたことは、防災意識の高さを物語っている。更なる防災意識の向上と避難対策の改善を図ってもらえれば」と話している。
志摩市総務部地域防災室
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