鳥羽水族館の「紅白伊勢エビ」、脱皮してもやっぱり紅白のツートン

鳥羽水族館の「紅白伊勢エビ」、脱皮してもやっぱり紅白のツートン

鳥羽水族館の「紅白伊勢エビ」、脱皮してもやっぱり紅白のツートン

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 鳥羽水族館(鳥羽市鳥羽、TEL 0599-25-2555)に昨年12月に入館した尻尾の部分が紅白のツートンカラーになった伊勢エビが6月11日の朝、脱皮した。脱皮してもツートンカラーには変わりなかった。

【その他の画像】尻尾の部分が紅白のツートンカラーの伊勢エビ

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 この伊勢エビは、昨年11月下旬に鳥羽市相差(おうさつ)沖のエビ網漁で捕獲されたもので、入館時は体長約19センチ(触角は含まず)、重さ約160グラムだった。尻尾の部分に当たる腹節の表の体色が左右で紅白に分かれ、エビ網に掛かった時に取れたのか?左足は1本しか無かった。

 次の脱皮でツートンカラーはどうなるのか?と注目を集めていた紅白伊勢エビ。色は白い部分に一部赤みが出たところもあるが全体的に白色は変わらず、折れていた左足も全て再生され左右で5本ずつ計10本に生え変わった。右の触角には白い筋が1本入り、先がカールして丸くなっている。翌12日に計測すると、体長約18センチ(触角は含まず)、重さ約145グラムに。

 飼育担当者は個体が小さくなった理由を「通常脱皮すると大きくなるが、自然界から水槽に入れられ環境が変わったことで運動量が少なくなったこと、比較的小食であることなどが考えられるが特定はできない。水槽の中で飼育した伊勢エビが脱皮するとサイズが小さくなるという報告もある…」と説明する。

 紅白のツートン伊勢エビは、同館の「へんな生きもの研究所」内でダイオウグソクムシたちと同じ場所の小さな水槽の中で飼育展示されている。

 開館時間は9時~17時。入館料は、大人=2,500円、小人=1,250円、幼児(3歳以上)=630円。

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