志摩サーフユニオン主催のサーフィン大会、全国一斉開催の海岸清掃も

ロングスペシャルクラスで優勝を果たした江頭真吾さん。仲間の声援に応える。

ロングスペシャルクラスで優勝を果たした江頭真吾さん。仲間の声援に応える。

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 今年で2回目を迎えたサーフィン大会「志摩シティーカップ」が9月7日、国府海岸(志摩市阿児町)で開催された。当日は、日本サーフィン連盟(東京)主催の「2008NSAサーファーズビーチクリーンACT」も併せて開催された。

地元国府小学校に通う小学2年の田邉汐凪(せな)さん。惜しくも準優勝。

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 志摩エリアでサーフボードメーカーやショップなどで組織する志摩サーフユニオン(事務局=志摩市阿児町国府)主催の同大会では、サーファー210人が、ロングボード、ショートボード、ボディーボードなど9クラスに分かれ、優勝賞品のバリ島までの往復航空券獲得を目指して熱戦を繰り広げた。

 ボディーボードクラスでは水産高校2年の滝田祥子さん(同市志摩町)、ロングスペシャルクラスでは江頭真吾さん(同)、クラシッククラスでは森本健二さん(同磯部町)が見事優勝を果たし航空券を獲得、そのほかの地元勢も健闘した。特別賞の国府自治会長賞には、ウィメンクラスで優勝した小学2年生の橋本恋さん(奈良県)、志摩市長賞には、1波に対し最も高いポイントをマークした地元の仲村一智さん(同阿児町)が選ばれた。

 同ユニオンの奥村義久会長は「志摩サーフユニオンの本来の目的は海岸清掃、サーファーのルール・マナー違反撲滅・意識改革、地域住民とのコミュニケーションアップなどの実践。防災訓練や清掃活動など地道な活動が認められ、今のところ良好に進んでいる。さらに活動を推進し、志摩シティーカップなどイベントも継続し大きくしていければ」と期待を寄せる。

 「サーファーズビーチクリーン」では約1,200人が参加し、約600袋分のゴミ袋が回収された。

伊勢志摩経済新聞VOTE

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