縁起物!?「黄金のオニオコゼ」志摩マリンランドに、新年早々おめでたい

左が黄金のオニオコゼ、右が一般的なオニオコゼ。鮮やかな黄金色がよくわかる。後ろにはセミエビも。

左が黄金のオニオコゼ、右が一般的なオニオコゼ。鮮やかな黄金色がよくわかる。後ろにはセミエビも。

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 全身が黄金色のオニオコゼが1月5日、志摩マリンランド(志摩市阿児町賢島、TEL 0599-43-1225)に入館した。

本当に怒っているような顔をしているオニオコゼ。黄金のオニオコゼのご利益は?

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 「背ビレに毒とげを持つオニオコゼは、通常は黒褐色の体色のものが一般的。赤褐色、黄褐色、灰褐色など個体による体色変異も比較的多い魚だが、今回捕れたものほど黄色い体色の個体は初めて」と同水族館大久保修三館長。

 入館したオニオコゼは同4日、南伊勢町田曽浦沖約1キロの熊野灘水深20メートルの地点に仕掛けた「ハギ篭漁」のカゴの中に入ったもので、全長27.3センチ、体重290グラムの大きさ。分類は、硬骨魚網・カサゴ目・オニオコゼ科。学名=Inimicus japonicus。本州中部以南~南シナ海に分布し、内湾から水深200メートルまでの砂泥底に生息する。一般的に「オコゼ」と呼ばれ白身の高級魚として食用される。

 大久保館長は「お正月からおめでたそうな魚(笑)なので、ぜひ見に来ていただければ」とPRする。

 開館時間は9時~17時。入館料は、大人=1,250円、中高生=700円、小学生=500円、幼児(4歳以上)=300円。

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