イタリアンレストランの「オステリア ラブラ」（伊勢市吹上町1、TEL 0596-22-4455）が昨年11月のオープン以来、じわじわと口コミで話題を集めている。

　オーナーシェフの木場優さんは、地元でイタリアンレストランをオープンすることを夢に、佐竹弘シェフに師事し東京六本木の「ヂーノ」、南青山の「カ・アンジェリ」などで約10年間の修行を経て、伊勢市で念願の出店を果たした。オープン以来、雑誌やマスコミの取材は一切受けず、口コミとインターネットだけで集客し、地元客に支持されるようになったという。

　木場さんは食材にこだわりを見せる。牛肉は南牟婁郡紀宝町たなか牧場の「紀和牛」を、マッシュルームは静岡県富士市の長谷川農産で生産された生でも食べられる新鮮なものを、フレッシュトマトは大分県上津江村ニューファーマーズファクトリーの「森のトマト姫」などを、それぞれ取り寄せている。

　メニューでは、「紀和牛サガリ肉の炙り焼きバルサミコスソース」（2,310円）、「静岡の長谷川さん自慢のマッシュルームとアンディーブのサラダ」（945円）などが「人気」だという。木場さんは「本当においしい牛肉をおいしく食べてもらいたい。肉料理がお勧め。駅から近く、深夜2時まで営業しているので大人の社交場になれば」と話している。

　営業時間は17時30分～翌2時（日曜は24時まで）。月曜と第2火曜定休。

オステリア ラブラ