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「伊勢のあま~いおさしみしょうゆ」など3種、「ミエマン」ブランドから新商品

「伊勢のあま~いおさしみしょうゆ」など3種、「ミエマン」ブランドから新商品(写真は開発担当の辻こずえさん)

「伊勢のあま~いおさしみしょうゆ」など3種、「ミエマン」ブランドから新商品(写真は開発担当の辻こずえさん)

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 「ミヱマン」ブランドを展開する老舗しょうゆメーカー・西村商店(度会郡玉城町、TEL 0596-58-2225)が昨年11月、3種類のしょうゆ「伊勢のあま~いおさしみしょうゆ」「伊勢の煮魚の素(もと)」「伊勢のづけ丼たれ」を発売した。

魚がおいしくなるしょうゆ、ミエマン醤油が開発

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 メーンコンセプトは、魚をおいしくしかも手軽に食べること。「全国的に食卓から魚料理が消えつつある現状を打破できれば」と同社の西村尚子さん。新商品は、同社の濃い口しょうゆとたまりしょうゆをブレンドしたものに、かつて伊勢の名産だったという県内産の干しシイタケ「伊勢どんこ」を使用。干しシイタケから出るうま味成分を最大限に引き出すため、これまで捨てられていた軸の部分を粉末にし利活用した。三重県が推進する「みえフードイノベーション・プロジェクト」の関連商品。

 「伊勢のあま~いおさしみしょうゆ」は甘みを引き立たせた刺し身専用しょうゆで、子どもに刺し身をおいしく食べてもらえるように、「伊勢のづけ丼たれ」は志摩地方の郷土料理「てこね寿司」風の味付けに、「伊勢の煮魚の素」は、煮魚をさらにおいしく手軽に作れるように、それぞれ仕上げた

 新商品の開発に関わった同社の辻こずえさんは「魚をおいしく食べてもらえるように――の社命に何度も試食を繰り返した。伊勢どんこのうま味成分がとても魚に合う。『あま~いおさしみしょうゆ』は大人には甘く感じる人もいるがワサビととても相性がいい。『煮魚の素』はスーパーで買ったカレイやメバルなどの切り身にスプーンに2杯入れて煮るだけ、『づけ丼のたれ』は魚の切り身を15分漬け込むだけ、ととても簡単」と説明する。

 内容量は150ミリリットルで、価格は420円。同社販売店のほか、「道の駅 伊勢志摩」(志摩市磯部町)、スーパーマーケット「ぎゅーとら」と「フードショップササヤマ」、夫婦岩横丁(伊勢市二見町)、「伊勢外宮前勢乃國屋 豊恩館」(伊勢市岩淵)、「鈴木水産 外宮参宮店」(伊勢市本町)などで扱う。

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