国内最高峰のモータースポーツレース「2026 AUTOBACS SUPER GT第5戦『SUZUKA GT 300km RACE』」の決勝が8月23日、鈴鹿サーキット(鈴鹿市)で行われ、伊勢市出身の三宅淳詞選手が名取鉄平選手とタッグを組む「KONDO RACING」(24号車)はGT500クラスで7位入賞を果たした。
今シーズン、近藤真彦監督が率いる同チームから参戦している三宅選手。予選から圧倒的なスピードを見せ、Q1では1分45秒738のタイムをマークして全14台中2番手の速さを記録し、チーム全体に大きな手応えをもたらした。
三宅選手と名取選手は、中高生の頃からカートレースで顔を合わせる仲で、普段からも自動車レースやシューティングのオンラインゲームで対戦する間柄。コンビネーションについて名取選手は、「昔からの知り合いなので初めてチームを組むぎこちなさもなく、マシンのセッティングもお互いの好みの違いをうまく調整しながらシェアできている」と話す。
決勝レースでは、名取選手がファーストドライバーとしてスタートを担当。序盤から力強い走りで10番手から6番手までポジションを上げる快走を見せ、19周目を終えたところで三宅選手にステアリングを託した。バトンを受けた三宅選手も安定したラップタイムで周回を重ね、52周を1時間47分08秒832でフィニッシュした。
レース終盤の残り5周というところで52号車がクラッシュ。これによりフルコースイエロー(FCY)が適用され、さらにセーフティーカー(SC)が導入された荒れた展開のままチェッカーフラッグが振られ、24号車は7位でレースを終えた。
レース後、近藤監督は「今年のレース全体を振り返っても、間違いなく今季一番のレースができたと思う。スピードもすごくあったし、三宅は昨日のQ1でぶっちぎりのタイムを出してくれた。彼の速さをもっとしっかり生かしてあげられるようなマシンや環境を、我々がすべて用意してあげなければいけない」と評価。さらに、「昨年とタイヤが違うこともあるが、エンジニアリング体制の強化や水面下での人事的な強化の成果がしっかり出てきた結果だと思う。次戦以降にも期待をしてほしい」とチームの進化に手応えを口にした。
GT500クラスの優勝は16号車「ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT」(野尻智紀選手・佐藤蓮選手組)で、タイムは1時間47分00秒904。2日間の観客数は、22日=約2万500人、23日=3万2000人の合計約5万2500人(主催者発表)を記録した。