見る・遊ぶ

伊勢出身国際ライダー・稲垣誠さん、今夏の8耐に向け始動-鈴鹿でレース

伊勢出身国際ライダー・稲垣誠さん、今夏の8耐に向け始動-鈴鹿でレース

伊勢出身国際ライダー・稲垣誠さん、今夏の8耐に向け始動-鈴鹿でレース

  • 0

  •  

 鈴鹿サーキットで毎年夏に開催される「鈴鹿8時間耐久ロードレース(通称=8耐)」に今年も伊勢市出身のライダー稲垣誠さんが出場する。稲垣さんは、4月13日・14日に開催された「鈴鹿2&4レース」で2輪トップカテゴリーとして位置づけられる「JSB1000」のレースに参戦し、8耐への手ごたえを感じとった。

鈴鹿サーキットを快走する伊勢市出身ライダー稲垣誠さん

[広告]

 稲垣さん(37歳)は、鈴鹿500キロ自動車レースなどに出場していた4輪レーサーの父・稲垣文夫さんの影響を受けてレーサーに。2001年の鈴鹿4時間耐久ロードレースでは兄の徹さんと兄弟で出場し、94周を 4時間02分13秒682のタイムで優勝。その後徹さんは、明野自動車(伊勢市小俣町)の経営者兼「アケノスピードMICレーシングチーム」の監督として、誠さんは同チームの専属レーサーとして活躍する。稲垣さんの過去3年間の成績は、2010年全日本ST600ランキング7位(アジア6位)、2011年はけがのためベストを尽くせず全日本17位(アジアスポット参戦)、2012年は最終戦の鈴鹿で2位につけ全日本9位(アジア9位)。

 今年度の稲垣さんは、7月25日~28日に開催される第36回8耐に「チーム橋本組」から出場すると共に、MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ「ST600」クラス(全6戦)、アジアロードレース選手権シリーズ「SS600」クラス(全6戦)に「アケノスピードMICレーシングチーム」からフル参戦する。全日本ロードレース選手権シリーズの開幕戦(3月30日・31日)があったツインリンク茂木(栃木県芳賀郡)でのレースを4位とまずまず成績を残し、好スタートを切った。

 この日の稲垣さんはスズキのGSX-R1000に乗り57台中、予選を16位(1周= 2分12秒123)で通過、決勝レース(15周)を 36分20秒772のラップで4人を抜き12位に。稲垣さんは「本当は新しいマシンで調整する予定だったが、間に合わずセッティングに苦労した。新しいマシンができれば8耐も好成績を残せると思う。身体の調子は絶好調」と意欲を見せる。

 「JSB1000」決勝レース結果は、優勝=秋吉耕佑選手(ホンダCBR1000RR、チーム名=F.C.C.TSR Honda、タイム=35分26秒134)、2位=高橋巧選手(ホンダCBR1000RR、チーム名=MuSASHi RTハルク・プロ、タイム=35分30秒241)、3位=加賀山就臣選手(スズキGSX-R1000、チーム名=Team KAGAYAMA、タイム=35分33秒135)。

伊勢志摩経済新聞VOTE

現在お住まいはどちらですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース