伊勢新聞が135周年続く理由は伊勢神宮-創刊以来同名の日刊新聞で最古

伊勢新聞が135周年続く理由は伊勢神宮-創刊以来同名の日刊新聞で最古

伊勢新聞が135周年続く理由は伊勢神宮-創刊以来同名の日刊新聞で最古

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 創刊以来同名の日刊新聞の中で最も古い伊勢新聞(津市本町)が今年135周年を迎えた。志摩観光ホテル(志摩市阿児町)の真珠の間で6月21日、記念パーティー「感謝のつどい」が開かれ、関係者約130人が出席した。

伊勢新聞135周年記念パーティー、志摩観光ホテルで

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 1878(明治11)年1月17日、松本宗一により創刊。創刊時は手書きで、部数はわずか18部、1部1銭で販売。1872年創刊時「東京日日新聞」は後に「毎日新聞」へ、1874年創刊の「読売新聞」は1942年~1946年まで「読売報知」に改題、その後戻る。伊勢新聞創刊の翌年1879年に「朝日新聞」が創刊。「中日新聞」は1886年無題号として創刊(1942年に「中部日本新聞」に)。

 この日は北海道から沖縄までの全国の地方新聞社の関係者や県内の財界人などが集まり、周年を祝った。同社の小林千三社長は「人が集まる場所の代名詞になっている『メッカ』でさえ年間の巡礼者は300万人にすぎない。伊勢神宮の参拝者は800~1000万人に。伊勢新聞がここまで改題を一度もせず継続できたのは、今年20年に一度の式年遷宮を迎える伊勢神宮のおかげ」と話す。

 今年1月9日には、周年を記念した伊勢新聞政経懇話会を津市で開き、京都産業大名誉教授の所功さんが講演会「伊勢の式年遷宮と平成維新」を行った。

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