志摩市は3月20日、昨年に大ヒットした映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の上映会と、同映画のプロデューサーで志摩市出身の山際新平さんを交えたトークショーを、志摩市磯部生涯学習センター多目的ホール（同市磯部町）で開催する。後援は、伊勢志摩フィルムコミッション（伊勢市二見町）と志摩びとの会（志摩市を応援する会）。

　イベント開催は、「映画でまちづくり」をテーマに、地域の人に映画製作に対する関心と理解を深めてもらい、伊勢志摩フィルムコミッションと連携した映画撮影誘致を進める上での地域のサポート体制の強化を図るのが目的。この事業をきっかけに、将来、「地域の子どもたちによる映画づくり」事業に展開していこうとするもの。

　山際さんは同市大王町出身で1959年生まれ。1984年、東北新社に入社後、CM部在籍中に「アサヒ缶コーヒーJO」「三菱エアコン霧ヶ峰」などのテレビCMをプロデュース。1998年、ROBOT映画部に入社し、2005年「ファンタスティポ」「逆境ナイン」「ALWAYS三丁目の夕日」などを手掛ける。同日上映される映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」も山際さんのプロデュース。

　イベントを企画する同市観光戦略室の池田佑さんは「普段何気に鑑賞している映画の製作プロセスや現場でのエピソード・苦労話など、上映会・トークショーを通じて、映画製作に対する関心と理解を深めていただければ」と話す。

　上映会は14時15分～、トークショーは16時40分～。当日11時30分から同市磯部生涯学習センターで入場整理券400枚を配布（先着順で1人1枚直接配布）。無料。問い合わせは、同市役所観光戦略室（TEL 0599-44-0005）まで。

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