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朝熊岳山頂絶景ステージで「よさこいソーランフェス」-伊勢志摩スカイライン

朝熊岳山頂絶景ステージで「よさこいソーランフェス」-伊勢志摩スカイライン

朝熊岳山頂絶景ステージで「よさこいソーランフェス」-伊勢志摩スカイライン

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 毎年春と秋の2回開催されている「よさこいソーランフェスティバル」が5月8日、伊勢志摩スカイラインの山頂展望台の絶景ステージで開催された。

一宇田展望台からのパノラマツツジ。伊勢志摩スカイライン

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 今年で17回目を数える同フェスは、標高555メートルの朝熊岳(あさまだけ)の標高500メートル地点に設置された展望台と展望レストランの駐車場を利用して行われる。東には太平洋や鳥羽湾から伊勢湾を望み、視界がクリアな時には富士山まで観測することができる。西にはユネスコ世界遺産に登録された熊野古道がある熊野連山が雄大にそびえる。山頂には弘法大師が真言密教の道場として開いた金剛証寺が立ち、伊勢神宮の鬼門を守っている。

 今回の参加チームは三重県内全域から集まった15チーム約250人。名張市の桜花女(おかめ)チームは今回で2回目の参加。皇學館大学の「雅」や県内の大学生らのチーム「天狗ぅ」、女性チーム「伊勢天照連」など県下で活躍するよさこいチームも参加した。

 熊野連山をバックにした特設ステージでは思い思いの踊りを披露、たまたま立ち寄った観光客も足を止め手拍子を打ちながら楽しんだ。伊勢志摩スカイラインを運営する三重県観光開発(津市)の西村さんは「毎年2回開催しているおかげで毎回参加していただけるチームも多い。カメラマンの方々もここからの絶景をバックに写真を撮りに来ていただけるのでありがたい」と話す。

 5月15日までは「朝熊山つつじ祭」を開催中。ドウダンツツジやジングウツツジなど7種類約6,000株の「パノラマツツジ」が見頃を迎えている。鳥羽湾に浮かぶ三ツ島や飛島など風光明媚(めいび)な景色を背景にしながら、白やピンクに色づいたツツジの花が満開に咲く。

 5月~8月の開通時間6時~20時(6月27日・28日金剛證寺開山忌は5時~20時)。通行料は、自動二輪車=860円、軽・小型・普通自動車=1,220円、マイクロバス=3,060円、貸し切りバス・大型貨物自動車=4,900円。

 伊勢志摩スカイライン鳥羽側入口の「ドライブイン鳥羽」(鳥羽市鳥羽、TEL 0599-25-3610)では、山頂からの富士山を写した写真などを展示した鳥羽市在住の写真家・岡村廣治さんの写真展を開催中。

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