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伊勢在住若手ミステリー作家・大門剛明さん、地元タウン誌にミステリー連載

伊勢在住若手ミステリー作家・大門剛明さん、地元タウン誌にミステリー連載

伊勢在住若手ミステリー作家・大門剛明さん、地元タウン誌にミステリー連載

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 伊勢市在住の若手ミステリー作家大門剛明(だいもんたけあき)さんが、ゼロ(御薗町)が発行するタウン誌「月刊Simple(しんぷる)」で短編ミステリー「ねこ弁 あしながおじさん」の連載を開始した。

「月刊Simple」9月号に大門剛明さんのミステリーが連載

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 大門さんは、2009年に死刑制度とえん罪をテーマにした「雪冤(せつえん)」(角川書店)を発表し、「第29回横溝正史ミステリー大賞」と「テレビ東京賞」を受賞。同作品は昨年、テレビ東京、BSジャパンでドラマ化された。その後、「罪火(ざいか)」「確信犯」(同)「告解者」「共同正犯」などを発表、7月23日出版の新作「ボーダー・負け弁・深町代言」(中央公論新社)では、伊勢を舞台にストーリーが展開する作品を出したばかり。

 同誌での連載について、大門さんは「飲食店などを紹介するタウン誌ということもあり、あまり題材が重くならないように、軽く読めるものを――と思い『ねこ弁』を書いた。1話が2~3回で完結する短編ストーリー」と話す。今回は津に事務所を持つ弁護士が、依頼人の住む大紀町錦のアパートを訪ねるという設定で物語が始まる。

 「次回で『ねこ弁』の意味など全てが解き明かされる。どこまで続くか?まだまだ分からないが今後、読者の感想やリクエストなどをうかがいながらストーリーを考えていきたい」(大門さん)とも。

 同誌は三重県内の主要書店、コンビニで購入できる。

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